
博報堂「1000円を10万人にではなく、1000人に10万円を使わせるのがこれからのアイドルビジネス」
http://hayabusa3.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1391427179/
夢アドのプロデュースを手がけるのは、博報堂DYメディアパートナーズの伊藤公法氏。
伊藤氏は、博報堂DYグループのベンチャー起業公募制度に事業計画書を提出し、それが認められてグループアイドルを立ち上げた。
伊藤氏は、もともと同社の雑誌媒体部に所属。ティーン誌のモデルを活用したビジネスを以前から温めており、それが実現した形だった。
「広告会社は1のものを10にするのは得意だが、0から1を作れる人間はなかなかいない。
そこで、ティーン誌のモデルが所属する芸能事務所との交渉から始まり、商標権の獲得、メーカー、
宣伝、流通を通じて一般顧客に届くまで、川上から川下までを統合したビジネスを展開できないかと考えた」と伊藤氏は話す。
現在は、伊藤氏が中心となり数人のチームで運営している。
ビジネスのタネがアイドルだったのは、消費スタイルの変化が顕著に表れていたのがアイドル市場だからだと伊藤氏は話す。
「10万人に対して、1000円の商品を買わせる時代は、従来の広告のビジネスモデルが成り立つが、
これからは、1000人が10万円を使いたくなるようなコンテンツが必要とされる時代になる」(伊藤氏)
消費のスタイルが、多様化すると同時に一点集中型になりつつあり、その代表のコンテンツがグループアイドルというわけだ。
エンターテインメントをヒットさせる手法として、大手流通を介することが以前ほど重要でなくなったことも、ビジネスとして成立しやすいとみた要因の1つだ。
一般的な商品であれば、消費者に買ってもらうために、まずコンビニやスーパーなど、ナショナルチェーンの棚に並べてもらうことが重要となる。
しかし、アイドルファンは「流通を介さなくても、自らイベント会場に足を運んで、モノを買ってくれる」と伊藤氏は指摘する。
ファンとの重要な接点であるCDにしても、全国に流通させるだけではなく、ライブやイベントを行う会場など、
必要なところに集中させることで、十分な効果が得られるという見方だ。
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFK2200Y_S4A120C1000000/
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