SKE48の大場美奈さんが15日から東京・ラフォーレミュージアム原宿にて上演されている舞台『増田こうすけ劇場 ギャグマンガ日和~奥の細道、地獄のランウェイ編~』にヒロイン役で出演。初日の上演前には、公開舞台稽古と取材会に参加した。
本作は、増田こうすけ氏によるギャグ漫画が原作の舞台で、個性豊かなキャラクターたちが見どころ。一昨年9月の初演時には、チケットが即完売する人気ぶりを見せた。
ヒロインであるマッチを売る少女・マチ子を演じる大場さん。本人がイメージしていたより複雑な役設定に、「こんなにおもしろい舞台なのに、私は結構いろんなことを考え込まなければならないないのかなと思ったんです」と迷いも生じていたようだが、「でも共演者の方がいろんなアドバイスをくださって、『とにかく楽しむ』ことを心掛けました。楽しみつつマチコを、見えないところの世界観も作り上げていう」という気持ちになったという。
取材会では、脚本・演出を担当する、なるせゆうせい氏に対し「なるせさんは大雑把で全然教えてくれないんですよ」と冗談交じりにつっこむ場面も。「なるせさんにはどんどんぶつけていって、なるせさんから『できた』の数が多いほど納得してないんじゃないかと深読みして、精神力を使った稽古でした」と稽古での様子を語った。
それに対し、なるせ氏からは「作戦通り。カッチと決めるのは好きじゃない、(キャストを)泳がせてるんです」とコメントした。
コメディを演じることについては、「難しいと思いました。稽古のときからセリフを覚えてやるだけのことだったので、まだまだ勉強中ですね。これからもっと挑戦していきたいですね」と意気込む。
そして本作について、「この舞台、稽古から何回観ても面白いなって思ってきたので、何も考えずに観にきてほしいなと思います」とアピールした。
なお取材会には、阿部丈二さん、小笠原健さん、米原幸佑さん、宮下雄也さんも登壇した。
舞台『増田こうすけ劇場 ギャグマンガ日和~奥の細道、地獄のランウェイ編~』は21日まで上演。
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