ガールズ演劇を企画する「アリスインプロジェクト」(以下、アリス)の5月公演『みちこのみたせかい』の記者発表会が24日に都内で行われ、元アイドリング!!!31号の古橋舞悠、paletの藤本結衣、さんみゅ~の長谷川怜華、元SKE48研究生の空美夕日、『ミスiD2015』吉田豪賞の楠みゆう、元宝塚歌劇団花組の花奈澪、元SDN48のAKANE(福田朱子)など、出演者28人のうち25名が出席した。 これまでSFやファンタジーを題材にし、アクションやダンスを盛り込んだダイナミックな作品を贈り続けてきたアリスだが、本作では認知症と介護問題や、先進的治療の話題など社会的なテーマを軸にした人間ドラマを描く本格的な会話劇になるという。 アリスの立ち上げから6年の間に多くの脚本を担当した麻草郁氏は「これからの10年のターニンイングポイントとなる作品」と力を込めた。さらに「お客さんが演劇を観ることに心の壁がなくなってきたと感じてきて、これまでアクションやダンスやコメディに挟み込んで描いてきた人間ドラマを直接描いてもいいんじゃないかと思った。少し重いテーマを扱ってはいますが、観に来る人みんなに関わってくる問題として伝えたいし、その上でさわやかな気持ちで劇場をあとに出来る作品にしたい」と語った。 過去と未来を行き来する 敷島未知子 役の古橋舞悠さんは14歳の少女から74歳のおばあちゃんまでを演じるといい、「脚本を見て"難しい言葉があるな"と感じましたが、みんなで分かりやすいように演じているので、目を離さず観て欲しい」と意気込んだ。井村解 役の藤本結衣さんは役柄について「全力でおばあちゃんを助けたいという気持が強い子。解の成長を見届けていただけたら」とアピールした。 GirlsNewsでは、これまでもアリスの作品に出演し、特にアクションの印象が強かった平塚あみさんに話を聞いた。 ■今回の役柄について 「介護班の班長で26歳くらいの役なのですが、稽古場では高校生のキャストが多いので周りからは貫禄があるって言われています。今回はアクションはないけれど、アリスでも"ラストホリデー"の先生役など大人の役もないわけではないので、会話を楽しんで演じられたらと思います」 ■アイドル出身のキャストが多いですが、平塚さんが舞台に出演するようになったきっかけは? 「私は幼稚園のころに始めたクラシックバレエの発表会で舞台に立ったのがきっかけで、6歳の頃にミュージカルを観て楽しそうと思っていろんなレッスンを始めました。そのまま舞台が好きという気持だけでここまで来てしまいました」 ■目標とする女優さんや女優像は? 「歌手の本田美奈子.さんとミュージカルで共演させていただいたのですが、努力をする姿勢を見て今でも尊敬しています」 ■ミュージカルなど大きな舞台にも出演されていますが今後の予定は? 「レ・ミゼラブルやセーラームーンのミュージカルでも活躍されていたANZAさんが出演するロックミュージカル"The Rock Musical Show STAND IN THE WORLD"(6月11~13日 東京芸術センター 天空劇場)にアンサンブルとして出演します。ANZAさんは舞台で共演させてただいたことがあって、ANZAさんのバンドの"HEAD PHONES PRESIDENT"のPVに出演させていただいたこともあるんですよ。大人になってまた舞台に声をかけていただいて光栄です。アクションはないと思いますが、たくさん踊っていると思うのでアリスではあまり見られないダンスに注目して観てもらえたら」 ■最後にファンのみなさんにアピールをお願いします 「自分はアイドルとして活動していないのですが、アリスではアイドルの子や歌手の方などと関われてとても刺激を受けています。自分も役者としていろんな平塚を出していけたら嬉しいですね」 舞台『みちこのみたせかい』は東京・新宿村LIVEにて5月5日(木・祝)~8日(日)上演。 ■関連ニュース アイドリング!!! 古橋舞悠 初の朗読歌唱劇で工藤静香の曲を歌う (2015年09月05日) ■関連リンク アリスインプロジェクト 続きはこちら(元サイトへ)
0 件のコメント:
コメントを投稿