映画『オオカミ少女と黒王子』(5月28日公開)の"特別課外授業イベント"が17日、都内蒲田女子高等学校にて行われ、W主演を務めている二階堂ふみさんと山﨑賢人さんがそろって"講師"として登場した。生徒たちからの悩み相談にも答え、大きな歓声を浴びていた。 学校の緊急全校集会のアナウンスで呼び出された全校生徒約500人が体育館に集合。これから何が起こるのかと会場がざわめく中、先生が「特別講師を紹介する」と発表した後に、二階堂さんと山﨑さんがサプライズで体育館に登場。会場に集まった女子高生たちは悲鳴に近い叫び声をあげ大興奮! 大歓声が起こる中、二階堂さんが「すごい元気がいっぱいで」と会場の熱気に圧倒された様子。「まさかこんなにも皆さんが喜んでくださると思わなかったので」とサプライズ成功に笑顔を見せた。山﨑さんも「本当にこんなにすごい熱気で迎えてくれてすごく嬉しいです」も喜びを表した。 二人とも共学高校出身。二階堂さんは「すごいですね。女子校、すごいです」と生徒達の上がり続けるテンションに目を丸くするも、「共学で憧れていたのですごい感動してます」とコメント。 山﨑さんは「女子校に入ることは絶対にできないので…」と話し始めると、生徒たちから「入っていいよ!!」と入学許可が。それを受けて山﨑さんは「楽しいなと思います。男子校でもなかったのでいいですね。楽しいだろうなと思います」と二階堂さんと同じく女子校への憧れを語った。 二階堂さん「バカばっかりしていましたね」と言いながら、「毎日友達と遊んで。よくプリクラとかとっていました」と自身の高校時代を振り返り、山﨑さんは「僕はサッカー漬けの毎日でした」と懐かしそうに高校時代の話をした。 今回は"特別講師"ということで、会場に集まった女子高生からお悩み相談を受けるコーナーも。だが、終始テンションの高い生徒たちに対して「悩んでいる感じがしない(笑)」と山﨑さんが突っ込む一幕も。 「部活をまとめるのが難しい」という生徒の悩みに対して、二階堂さんは映画で自身が主演を務めるときと重ね合わせて「一人一人と向かい合うことが大切だと思う」とアドバイス。山﨑さんは「絞めるところは絞めればいい。サッカーやっていた時のキャプテンは、サッカーがうまいけど優しくてしっかりしていた」と自身が所属していたサッカーチームのキャプテンの例を挙げた。 また、「女子高に入ったことで女子力が下がってしまった」という生徒からの悩みに対しては、会場の女子生徒達から爆笑が。二階堂さんは「いちばん力が抜けている時が本当の自分だと思うので、それを受け入れてくれる人が見つかるといいですよね」と先輩として恋のアドバイスをし、山﨑さんも「自然体でいられる方がいい。それで好きになってもらうほうがいいですね」と共感していた。そして、二階堂さんは「女子力と気持ちは連動していると思う。今しかできないこともあるので今を楽しんでください。友達の事もそうですし」とまっすぐなメッセージを送っていた。 最後に二階堂さんはイベントを振り返り、「先生に憧れていた時期があったので、こういうふうにみなさんの前に立ってお話ができて嬉しかったです」と語り、山﨑さんは「短い間ですが、温かく迎えてくれてありがとうございます」と感謝を告げ、「すごくシンプルに人を好きになるということが描かれているので、大スクリーンで見てほしい部分もあり、 時間の合間を縫って是非見て欲しいです」とアピール。そして「本当に今しかないので。高校生活。一個一個楽しんでください」とメッセージを送った。生徒たちからは終始悲鳴に近い歓声が上がり、イベントは熱気冷めやらぬまま幕を閉じた。 『別冊マーガレット』(集英社)で連載されている、八田鮎子原作、既刊14巻、累計発行部数460万部突破の人気少女コミックを映画化した本作。街で見かけたイケメンを盗撮し、女友達に彼氏だとウソをついたエリカ(二階堂)だが、その彼は同じ学校の佐田恭也(山崎)。事情を打ち明けると、「彼氏のフリをしてあげるよ」と優しすぎる言葉を投げかけてくれた恭也。理想の王子様!?と思った喜びもつかの間、「3回まわってお手からワン!だな」と突然ドS王子に豹変。彼氏のフリをする条件としてエリカに突きつけられたのは、"絶対服従"という前代未聞の条件が…。 映画『オオカミ少女と黒王子』は5月28日全国公開。 ■関連ニュース 二階堂ふみ、ロケで初めて訪れた神戸がお気に入りに「昔と今の街並みが混ざってて素敵」 (2016年05月15日) 二階堂ふみ、「久しぶりに山﨑くんとできてうれしかった」 改めて6年ぶり再共演の喜び明かす (2016年05月14日) 続きはこちら(元サイトへ)
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