6人組アイドルグループ「アイドルネッサンス」がワンマンライブ「シブヤで2周年を感謝するネッサンス!!」を、結成記念日である5月4日に渋谷・TSUTAYA O-EASTで開催した。 アイドルネッサンスは、ソニー・ミュージックアーティスツが初めて手がけたアイドルグループとして2013年に結成され、「名曲ルネッサンス」をテーマに古今東西のアーティストの楽曲をカヴァーしている。昨年10月に恵比寿ザ・ガーデンルームにて行われた1stワンマン、そして、今年2月の恵比寿リキッドルームでの2ndワンマンを完売させ、"今"成長率の最も高いアイドルとしてさらに人気に拍車がかかっている。 この日のライブでは、イベントのオープニングを「アイドルネッサンス候補生」が前座を飾ったあと、さっそうと登場したメンバーたちが、デビュー曲であるBase Ball Bear「17才」などを冒頭から10曲連続で疾走して会場を熱くし、中盤では、生バンドを従えたアコースティックバージョンの楽曲でファンを魅了するなど、この2年間の集大成とも言える充実したパフォーマンスを披露した。 事前に集められたリクエストの中から曲を披露した場面では、大江千里の「Rain」が選ばれたことを発表した瞬間に客席が大きく沸いた。メンバーたちは期待にこたえるべく切ないメロディを丁寧に歌い上げた。メンバーの比嘉奈菜子さんは、この曲が大江千里さんの曲の中で一番好きだと語り、「リクエストしていただいて皆さんと気持ちが通じ合えてるなって思いました。カバーさせていただけて本当にうれしい」と喜んだ。 本編を終えたメンバーたちは、それぞれの言葉で感謝を綴り、百岡古宵さんは「このワンマンライブは、みなさんと私たちで作り上げた最高のライブでした。本当に皆さん、"ベステンダンク!"(ありがとう)」と、この日披露した高野寛さんの曲のタイトルにちなんだフレーズでアピールした。 最後に挨拶したリーダーの新井乃亜さんは「最初にAKIBAカルチャーズ劇場で公演をした時のお客さんが62人だったのが、今日はこんなにたくさんの人が観に来てくれて、これが私たちの2年間だったと実感しています。これからも全てが良い思い出に出来るように、ずっと走り続けていきたい」と語ったあと、「最後にどうしても伝えたいことがあります…」と間を置いて、「みんな! ベステンダンク!」と先ほどの百岡さんをパクったフレーズをドヤ顔で言い放った。客席からは笑いが起こったが、ずっと練っていた挨拶をマネされた百岡さんは涙ぐんでしまい宮本茉凜さんの胸に顔をうずめた。石野理子さんら他のメンバーは爆笑しつつも「リーダー、最低!」と新井さんを責めた。新井さんが「聞いてていいなって思っちゃて。ごめん!泣かないで!」とおろたえる姿がさらに観客の笑いを誘い、和やかな雰囲気に包まれてライブは終わりを迎えた。 ライブの最後には、6月11日に東京・日本消防会館(ニッショーホール)で開催されるアイドルネッサンス部の新体制お披露目イベントの告知もされた。候補生からアイドルネッサンスへの昇格はあるのか、あるいは別の展開が待っているのか、ファンには見逃せないイベントになりそうだ。 ■関連ニュース アップアップガールズ(仮)とアイドルネッサンスがフレッシュに熱く"対決" !盛り上がりに歓喜の涙も (2016年04月01日) ■関連リンク アイドルネッサンス 続きはこちら(元サイトへ)
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