7日に新宿村LIVEで初日を迎えたアリスインプロジェクトの舞台『アリスインデッドリースクール コネクト』が早くも10日に千秋楽を迎える。
同カンパニーの旗揚げ公演にして代表作となった『アリスインデッドリースクール』は、その後も何度も再演され、そのたびに大きな反響を呼んできた。10周年となる今年は、演技に磨きがかかったアラサー女優による『オトナデッドリー』と男優陣による『オヤジデッドリー』という異色アレンジも登場。さらに12月にはスピンオフ作品も予定されている。
その中でも今作『アリスインデッドリースクール コネクト』は、これまで同カンパニーに出演歴のある実力派を集めて作られた大本命。ファンの期待が非常に高まる中での公演となったが、よい意味で期待を裏切る出来栄えとなった。キャラクターの枠を超えて、そこに生きている少女たちが、リアルな恐怖と、生と死を映し出す。
GirlsNewsでは、保健委員・宍戸舞 役を演じた結城美優さんに話を聞いた。
–ゲネプロにも拘らず、客席がいっぱいでしたが、手応えのようなものは感じましたか?
「私の演じる宍戸舞ちゃんが、お客さんにどう映るのか心配だったんですが、ゲネプロに来ていただいた関係者のみなさんの反応を見て、舞ちゃんの優しさや強さがちゃんと届いていたんじゃないかなと思いました。この作品では、コネクト=繋がりが深く描かれているんですけど、それが届いたんじゃないかなと思います」
–役作りで苦労したことや、アドバイスを受けたところは?
「"優しくておおらかでお母さん的な存在"と聞いていたので、最初はそれに寄せようとキャラを作って頑張っていたんですが、稽古が進んできて"もっと結城美優でいいよ。結城美優自体も優しいんだから"って言っていただいたのが嬉しかったです。"じゃあ、もっと自分を出してみよう"と思った結果が今の宍戸舞ちゃんになっていて、すごくありがたい言葉でした」
–再演や派生作品も多いデッドリーですが、今作ならではの見どころは?
「演出では"リアルに生きて"と強く言われましたね。デッドリーではたくさんの人物が同時にいて、それぞれに見どころがあるんですけど、リアルに演じることでそれが更に生きてくると感じます。ゾンビに襲われている極限状態では、物音ひとつに反応したり、お互いの行動に対しても敏感になっていると思うので、セリフ以外でもすごく連鎖しているんですよ。だから、お客さんにもそれを感じ取っていただければ、自然とそれぞれの見どころに気づいていただけるんじゃないかと思います」
舞台「アリスインデッドリースクール コネクト」は DVD化が決定。現在、劇場(新宿村ライブ)の物販コーナーにて予約を受付ている。
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