二人組音楽ユニット・Bitter & Sweetの田﨑あさひさんが、24歳の誕生日である11月20日にバースデーライブ『第一回 田﨑あさひ ひとり紅白歌合戦』を開催する。毎年新たな挑戦を行っている田﨑さんのバースデーライブ、インパクトのあるタイトルの今年のライブの内容や思いについて聞いた。
--田﨑さんが誕生日にイベントをやるのもすっかり恒例になりました。もう何回目になりますか?
「えっと、20歳になるときだから……」
--じゃあ5回目ですね。でも最初の記憶にあるのは、18歳になるときかな、ハロー!ショップでの誕生日直前のイベントでケーキでお祝いというのもありましたね。
「やりました、やりました。懐かしい(笑)」
--そんな田﨑さんのバースデーライブ、今年のテーマは?
「はい。『ひとり紅白歌合戦』といいます。一昨年は自分が好きな感じでやってみて、Bitter & Sweetの曲も入れつつ、カバーも入れつつで。あとゲストも呼んだり」
--X JAPANやAKB48など、まさかのカバーも飛び出しましたね。
「そして昨年は自作曲オンリーでいくという形で」
--かなり実験的でした。
「みなさん、初めて聴く曲が多い中でも盛り上がってくださって、『よかったよ』という声もいただけて嬉しかったです。そして、今年は会場のみなさんも参加できる形にしたいと思い、『ひとり紅白歌合戦』という企画にしました」
--タイトルのイメージだとカバー曲が多い?
「そうですね。カバーが多くなると思います」
--"紅白"というと、ポップス系だけでなく演歌・歌謡曲系も含めて?
「それはどうでしょう……。でも、みなさんがよく知っているような曲を中心にチョイスしています。自分に合うんじゃないかなと思う曲だったり、前々から周りの方が『この曲あさひちゃんに合うんじゃない?』と言ってくださってた曲を選んでいるので、今回は自分でもいつも以上に楽しみが大きいです」
--この日初めて歌う曲も?
「多いですね。カラオケでは歌ったことあるけど……というくらいの」
--ちょっと田﨑さんの素が出るような。
「はい。そして今回、ライブの最後のほうで、みなさんに投票してもらう時間があるんです。紅組と白組で投票してもらって、紅組が多かったらその後は紅組のセットリスト、白組が多かったら白組のセットリストになります。来てくださったお客さんが決めるセットリストになるので、私もその時間になるまでどっちを歌うことになるかわからないという」
--それは斬新! でも歌うほうとしては2パターンのセットリストを用意しなければならないんですね。
「そうですね。覚えることがいっぱいで」
--せっかく準備したのに……。
「歌わない曲もあるので、バックミュージシャンの方には申し訳ないと思うんですけど」
--カバーといっても、具体的にはどんな曲をやるイメージ? たとえば最近のライブでカバーしている曲って?
「最近カバーしたのは、秋になったので『木枯らしに抱かれて』(小泉今日子)とか、少し前だと『secret base〜君がくれたもの〜』(ZONE)とか。あと、今年は衣装にもこだわっていて。毎年着てみたいなと思う衣装はあったんですけど、今年はもう買いに行く前からこれだということを決めていて、そういうものを探していました。でも、なかなかイメージにぴったりのものがなくて、そんな中マネージャーさんがドンピシャなものを探してきてくれました。今までで一番お気に入りです!」
--私服の延長というより"ザ・衣装"という感じで?
「そうですね。"紅白歌合戦"ということなので、そういう面でも意識していきたいなと思って」
--ところで、今年は24歳になるということで、これまでと比べてどんな思いをいだきますか?
「23歳から24歳というのは自分の中でとても大きな節目だなと思っています」
--たとえば、22歳から23歳って、大学に通っていた人が就職したり、そのタイミングで上京したり、環境が変わって大きな節目になる年だと思うんですけど、田﨑さんにとって感じる"23歳から24歳"というのは……?
(田﨑あさひが「24歳」を語るインタビュー Part.2に続く)
田﨑さんのバースデーライブ『第一回 田﨑あさひ ひとり紅白歌合戦』は11月20日(水)、東京・KIWA TENNOZにて開催。18時30分開場、19時開演。
〈プロフィール〉
田﨑あさひ●1995年11月20日生まれ、長崎県出身。2012年『第2回FOREST AWARD NEW FACEオーディション』でグランプリを受賞したことをきっかけに2013年にソロデビュー。
2013年に長谷川萌美と二人でBitter & Sweetを結成し、2014年にインディーズデビュー。2017年5月に『幸せになりたい。/写真には残らないシュート』でメジャーデビュー。今年3月には、メジャー2ndシングル『遠いところへ行くのでしょう/ラブストーリーは始まらない』をリリースした。
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