2019年11月10日日曜日

竹内朱莉「ファンの方と一緒に楽しみながら アンジュルムを作りたい」激動の半年間を経て新体制の意気込み語る

アンジュルムの活動に完全密着したドキュメンタリーフォトブック『アンジュルムと書いて、青春と読む。』(東京ニュース通信社刊)が発売記念したイベントが6日、東京・書泉グランデにて開催され、メンバーの伊勢鈴蘭さん、上國料萌衣さん、川村文乃さん、佐々木莉佳子さん、竹内朱莉さん、橋迫鈴さんが登場した。

本作は、 前リーダー・和田彩花さんの卒業に、勝田里奈さんの卒業発表、 そして新メンバー・橋迫鈴さんの加入など、グループ史上類のない激動の時期を過ごすアンジュルムたちの"いま"を、 約50万点の写真のなかから厳選し収録したフォトブック。 コンサート、リハーサル、イベント、テレビ収録などから見えてくる笑顔と涙……その様子を余すところなく、たっぷりと詰め込んでいる。また、メンバー1人1人が5000文字を超えるロングインタビューで今の気持ちを告白。 和田さん、OG・福田花音さん、ももいろクローバーZ・百田夏菜子さんのスペシャルインタビューも掲載している。

イベントの前に行われた記者会見には、まずは新リーダーの竹内さんが、「ずっとカメラを回してくださっていたので、普段見せている姿とは違う姿だったり、今まで見られなかったメンバーそれぞれの表情が写っています。 『え?そんな写真も載せちゃうんだ!?』というような写真もあるので、見どころがたくさんあります」と本作の魅力を語った。

2019年2月から8月まで、カメラが密着した期間は約半年に及ぶが、「"撮られている"という感じはなかった」と口をそろえたメンバーたち。 さらに佐々木さんが、「すっぴんも大公開されちゃっているので、 素の自分をかなり見せたなと思います」と恥じらう素振りを見せながらもフォトブックを開き、 すっぴんショットのなかから一枚を見せ、 「たくさん載っているので探してみてください」と盛り上げた。

それぞれのお気に入りカットを聞かれると、 川村さんは『夢見た 15年』のMV撮影時の写真が掲載されたページを披露。 「太田遥香ちゃんと伊勢鈴蘭ちゃんが加入してから、 初のMV撮影でした。 MV撮影中の写真はあまり見せる機会がないですし、 みんなのいろんな顔が可愛く写っています」とにっこり。伊勢さんは「室田瑞希さんが指揮者をやっていて、 お客さんに背を向けているというなかなかないショットです。 シュールなんですけど、すごく楽しかったです」とイベントの思い出を振り返った。

続く上國料さんは、「『DVD MAGAZINE』で新メンバーの2人(太田、伊勢)が入部したいという設定で、 "アンジュル部"というのをやりました。 メンバーの笑顔がすごく可愛く切り取られています」と。この日が初めての会見となった新メンバーの橋迫さんは、「夏休みにメンバー全員で海に行ったんですけど、 初めて(メンバーと)プライベートで遊びに行きました。 フィルムカメラもこのとき初めて使って、 それからすごく好きになりました」と、 やや緊張しながらもコメント。 なかなかページを開くことが出来ない橋迫さんを見かねた上國料さんがフォローしながら、 二人でフォトブックを支えるという微笑ましいワンシーンもありつつ、 今までどこにも載せたことがなかったアンジュルムの完全プライベート写真を紹介した。

佐々木さんは、「一言で表すと"美"!」と宣言しながら、 前リーダー・和田さんの卒業コンサートの写真をアピール。 「卒業のときはドレスを着ることが多いのですが、 和田さんのパンツスタイルは本当に素敵でした」と目を輝かせた。

さらに竹内さんも、和田さんの卒業コンサートから「ちょうど最後の曲が終わって捌けてきた瞬間の舞台裏の写真」をセレクト。 「捌けた瞬間はなかなか見ることができないですし、 しかもみんな泣いていて、すごく好きです」とお気に入りの理由を明かした。

激動の半年間を経て、新体制を迎えたアンジュルム。竹内さんは、「和田さんが卒業されてからずっと卒業が続いていて、 めまぐるしい日々を送っています。 今のアンジュルムがこうだというのは正直言える状況ではないですが、 加入や卒業を繰り返すグループなので、そういった新しいことも楽しみながら進んでいきたいです」と本音を吐露し、「『ついていけないよ』っていう方も、 もちろんたくさんいらっしゃると思うんですけれど、 それは言ってしまえば私たちも同じなので、一緒に楽しみながら今後のアンジュルムを作っていけたらいいなと思います」と ファンにメッセージを送った。 そして、フォトブックには『優しいお姉さん方』と竹内さんも慕う、ももいろクローバーZの百田夏菜子さんが、アンジュルムへの想いを語ったインタビューが掲載されていることから、「いつかはももクロさんのような全国民から愛されるグループになりたいです」と目標を掲げた。

そんな竹内さんの頼もしい姿を受け、記者から「新リーダーはどう?」と聞かれると、「リーダーになる前よりさらにしっかりされています。 私も竹内さんに助けられている部分がすごくあって、 意見も伝えやすくて接しやすいリーダーだと思います」と上國料さん。 サブリーダーの川村さんも、「パフォーマンスなど、 お仕事についていろいろ指導してくださるんですけれど、 何よりも竹内さんがすごく明るい方なので、 リハーサルや楽屋で過ごしている時間もすごく楽しくて、笑いが絶えない日々です」と尊敬の眼差しを向けた。

『アンジュルムと書いて、青春と読む。』は現在発売中。

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