2014年8月23日土曜日

映画「思春期ごっこ」 未来穂香&青山美郷&タカオユキ トリプルインタビュー

注目の若手女優 未来穂香さんと青山美郷さんが共演することで話題の映画「思春期ごっこ」が8月23日に公開される。 本作は女子校の中学三年生、高校進学を間近に控えた親友の二人が、一人の女性との出会いにより関係性を大きく変えていく姿を描く青春少女映画。主題歌には、みみめめMIMIの「no name love song」(AstroVoice)が起用される。 GirlsNews取材判は、未来穂香さんと青山美郷さん、そして主題歌を担当し本作で女優デビューするみみめめMIMIとしても活動中のタカオユキさんにインタビューを行った。 ■映画「思春期ごっこ」の紹介をお願いします 未来穂香:思春期ごっこは中学3年生の蓮見鷹音(未来穂香)と辻沢三佳(青山美郷)の2人の親友を中心に進んで行くお話なんですけど、2人の将来向いて行く方向にだんだんと違いが出てきて、そのすれ違いのために起こる嫉妬心や自分との葛藤だったり、いろんな少女の思いを表現してる作品です。 ■役どころの紹介をお願いします 未来穂香:鷹音ちゃんはすごく三佳(青山美郷)が大好きで、結構、素直に自分の思いを言ってしまう女の子なんですけど、三佳に対しては、友情だったり愛情だったり、そんな感情からなかなか自分の気持ちが言えずに、三佳が川村ゆきえさん演じる花岡奈美江さんの方向に向いてしまい、三佳と花岡奈美江さんに対する嫉妬心だったり、それに対する自分の葛藤をすごく悩んで悩んで悩んでる女の子です。 青山美郷:三佳(青山美郷)は繊細で感情が豊かでピュアな女の子なので、鷹音(未来穂香)といつも一緒にいる程仲が良かったのですが、憧れの存在だった花岡奈美江(川村ゆきえ)さんとの出会いにより心のベクトルが全て奈美江に向いて、鷹音ちゃんをいつの間にか傷つけてしまいます。 タカオユキ:花岡奈美江さんの同僚の図書館で働いてる女の子の役です。奈美江(川村ゆきえ)さんが元々小説を書いてたということでチヤホヤされて行くんですけど、そこで同じ同僚なのに自分は目立たなくて、だけど奈美江さんはすごいチヤホヤされていることに嫉妬してる女の子です。 ■共演した感想をお願いします 未来穂香:(青山美郷は)すごく不思議な女の子で、初めて会うタイプの女の子です。ほわほわとしててすごくしっかりしてるんですけど、ちょっとしたところで天然なところがあって、すごく可愛らしいなと思います。独特な雰囲気を持っている女の子だなと思っていて、とてもマジメで役に対してもすごく色々分析して、すごく努力家なんだなと思って、見習うところがたくさんあっていろいろ勉強にな りました。 青山美郷:(未来穂香は)初めてお会いした時は凄く大人っぽくて、器用な方なのかなと思っていたのですが、だんだん一緒にいる時間が長くなるに連れ、意外と不器用な方で、でも心の中では凄く繊細に周りのことを感じている方だと思いました。 ■演技で難しかったところはありましたか? 未来穂香:三佳(青山美郷)と花岡奈美江(川村ゆきえ)の2人に感情を表現するシーンがあるんですけど、溜めていたものを爆発するように相手に投げかけるので、溜めた時の爆発する気持ちを表現するのがすごく難しかったです。 青山美郷:基本的に心の向き方がシンプルな為、花岡奈美江さんへの憧れと鷹音ちゃんという二つの存在が現れた時にその間で揺れ動く心情や、奈美江さんに対する憧れを超えてしまう想いを理解することが難しかったです。 ■制服でのシーンもありますがいかがでしたか? 未来穂香:リボンが細くてお嬢様学校みたいな清楚な感じの制服を着るのが初めてで、違う制服を着て違う人になった気分でした。 青山美郷:制服で水の中に入るシーンがあるんですけど、制服が水を吸収し易くて、凄く重たかったのが印象的です。 ■共演者とのエピソードを教えてください 未来穂香:荻野可鈴ちゃんは賑やかです。可鈴ちゃんがいると周りが明るくなって、重くなりがちな現場も重くならずに楽しかったです。川村ゆきえさんは緊張しました。大人の女性という感じで、いろんな部分を見て観察して見入ってました。 青山美郷:川村ゆきえさんとの2人のシーンが多かったのですが、すごく頼りがいがあって身を委ねながらお芝居をすることができました。それに、川村ゆきえさんご本人を見ているだけで憧れの気持ちが湧く程だったので、花岡奈美江さんとのやり取りは、感じるままにお芝居をすることができて、とても楽しかったですし、独特な空気感を感じていただけると思います。 ■キスシーンもありましたが、いかがでしたか? 未来穂香:その時はあんまり何も思わなかったんですけど、改めて見ると、恥ずかしいというか可愛いなと思いました。 青山美郷:(未来穂香と)2人でそのシーンをやってる時も全然躊躇せず思い切りやるという感じだったので、羞恥心なくやってました。 ■女優デビュー作でしたが初演技はいかがでしたか? タカオユキ:無我夢中にやっていたら終わりました。いつもは声優としてマイクの前に立って声だけで演じていたので、まず見られているということが歯がゆかったです。女優さんてすごいなと改めて思いました。 ■川村ゆきえさんや、逢沢りなさんらと共演してますが、いかがでしたか? タカオユキ:皆さんの瞳に心が奪われました。声優は声で演技をするんですが、女優さんって瞳で演技をしてるのかなとすごい思いました。皆さんすごいそこが印象的です。 ■主題歌の「no name love song」の曲紹介をお願いします タカオユキ:この曲は人を好きになった時の瞬間を描いた曲で、私自身撮影の時にインスパイアを受けながら歌詞を考えました。この曲は実は三佳の気持ちになって書いたんですけど、やっぱり相手が誰であろうと、それが例えば目の前にいる人間じゃなくても、人を好きになった瞬間って、その時はその人が一番で、それが10年先・100年先もずっと好きだというぐらい好きになると思うんです。その瞬間の曲が歌えたらいいなという思いで書きました。 ■「みみめめMIMI」さんの主題歌「no name love song」を聞いていかがでしたか? 未来穂香:すごく可愛らしく、少女たちの声なのかなと思いながら聞いてて、この曲合うなと思いながら見てました。 青山美郷:予告編で聞いた時以来、頭から離れなくて、すぐに覚えてしまいました。リズムはとても明るいのに、歌詞が凄く繊細で物語性があって、歌からも思春期ごっこの物語や空気感を感じました。 ■この作品に出演できて良かったことを教えてください タカオユキ:思春期っていうのは、きっとその時感じた思いだったり、その時の映像というのは思春期だからこそ、だんだん大人になると忘れて行ったりするものだと思うんですけど、この映画を見て、どこか懐かしいようなどこか心がチクリとするような感覚を覚えました。こんなに繊細なシーンが描かれて、そこの一部分として私も出演できたこと、そして歌を唄えたことがすごく嬉しいです。この作品は何度見ても甘酸っぱい気持ちになれる映画なので、寧ろ大人の方に観ていただきたい映画です。 青山美郷:三佳は興味が湧くものを見つけると周りが見えなくなってしまう女の子なのですが、そんな真っ直ぐな姿を見守りながら見ていただきたいなと思います。後、鷹音と三佳のすれ違いや、三佳が花岡奈美江さんに感じる今まで感じたことのない想い、そして中学生独特の生っぽい雰囲気を感じていただけるとと思いますので、その辺を是非観ていただきたいです。 未来穂香:監督から自由に演技をやらせてもらえる状況にしていただき、鷹音としても、すごく自由に自分の限界まで試せた作品で、自由に演技をするということはほとんど初めてだったので、すごく勉強になって、これからの役者としてすごく良いきっかけになる作品になりました。画が幻想的で思春期の女の子を描いてるので、私も見ていて共感する部分がすごくあったので、私の同世代が観ても共感できると思うし、私のお母さん世代の方が観てもすごく懐かしく思える作品なので、是非いろんな方に観て、それぞれがいろんな思いを感じ取っていただけたらなと思います。 映画「思春期ごっこ」は8月23日(土)より新宿武蔵野館ほか全国ロードショー
映画『思春期ごっこ』予告篇 (C) 2014「思春期ごっこ」製作委員会 ■関連ニュース 未来穂香・青山美郷が浴衣で映画「思春期ごっこ」のスピンオフDVD『水色の楽園』をPR (2014年08月17日) 未来穂香×青山美郷 W主演映画「思春期ごっこ」の予告篇が解禁&主題歌も決定! (2014年06月14日)
■関連リンク 映画『思春期ごっこ』公式サイト 続きはこちら(元サイトへ)

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