ガールズグループ・浅草少女歌劇団「ローファーズハイ!!」が22日、初のミュージカル公演『LOAFERS HIGH The Musical ~9つの銅貨~』が浅草九劇にて初日を迎えた。この夏は「TOKYO IDOL FESTIVAL 2019」に出演したことでも話題になったが、この日は選抜メンバー9名による、タップ、歌、演技を駆使した見事なステージで、「TIF 2019」のときとは打って変わったパフォーマンスを見せ場内をわかせた。
「ローファーズハイ!!」は、歌やダンスに加え、"ローファー"を履いたタップパフォーマンスを得意とするガールズグループ。今回の公演の物語は、タップダンスに全力を捧げる女子高生たちが主役。高校に入学したばかりの新入生・デコピンが、タップダンス部に伝わるゴールデンローファーによって、部のリーダーに選ばれたことをきっかけに部員はバラバラになってしまう。逆境を迎え、互いにぶつかり合いながらも、心を一つにして必死に前を向こうとする青春ストーリーである。
初日となった本日、開演とともに軽快な音楽が鳴り響くと、メンバーが次々に登場しソロでのタップダンスを披露していく。平均年齢14歳とは思えぬ見事なタップで会場を埋め尽くす観客を魅了した。
物語の中でみせる、メンバー一人一人の表情は、「TOKYO IDOL FESTIVAL 2019」で衝撃を与えたときのそれとは全く異なり、その多彩さを魅せつける。そして、終盤でのメンバー全員での歌とダンスは圧巻の一言。9人が息を揃えて行うタップの響く音からはメンバー同士の絆の深さを伺い知ることができた。
『LOAFERS HIGH The Musical ~9つの銅貨~』は25日まで浅草九劇で上演中。
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