乃木坂46の衛藤美彩・伊藤純奈・久保史緒里が主演する舞台「三人姉妹」が17日、東京・銀座博品館劇場で公演初日を迎え、ゲネプロを前に3人が記者会見に出席した。
ロシアを代表する劇作家・チェーホフの古典的名作「三人姉妹」を女流演出家・赤澤ムックが手がける本作は、独身の中学教師の長女・オリガを衛藤美彩、満たされない結婚生活を送る次女・マーシャを伊藤純奈、働くことに憧れを持つ三女・イリーナを久保史緒里が演じる。
将軍の娘として生まれた3姉妹は、父亡き後に暮らしを続けている寒村で、退屈だが不自由のない生活を10年以上続けていた。幼いころに過ごした故郷モスクワでの豊かな暮らしを思い返しながら、3人は閉塞した日常と変化してゆく周囲の人々との関係に苛立ちを募らせていくのだった。
会見で久保さんは「イリーナはモスクワで暮らすことをずっと夢見ている子で、末っ子の妹っぽさが強く出ていると思います」と役柄を紹介した。衛藤さんは「妹たちと違って、いつも疲れていて、ため息の多い役です。演技の上で難しいなと思いましたが、実際にセットに立ってみると、あまり頭で考えなくてもすんなり世界観に入っていけそうで楽しみです」と語った。伊藤さんは「人妻なんですけど、自分の囲いを超えて冒険をしたいと思っている不思議な役」と紹介し、「一人一人のキャラクターが立っていて、舞台にいるだけで絵になる。見ているだけできれいだと思うので、瞬きももったいないぐらいです」と、見どころをアピールした。
演出の赤澤さんは「初対面の印象が思い出せないぐらい、すっかり女優としての印象しかない」と3人の成長ぶりを褒めた。久保さんに対しては「稽古場のマスコットキャラクターのようにみんなから愛されていた。彼女のお陰で稽古が潤滑に進んだと思う。体当たりで稽古を頑張ってくれて、本番がとても楽しみ」と目を細めた。
普段から面倒見がよい衛藤さんに「メイクを教えてくれたり、本当にお姉ちゃんみたい」と久保さんが甘えっぷりを見せると、衛藤さんも「ほんとにリアル三女って感じです」とかわいくてしょうがない様子だった。
「三人姉妹」
【公演日程】1月17日~2月4日
【会場】銀座 博品館劇場
【出演】
衛藤美彩(乃木坂46) 伊藤純奈(乃木坂46) 久保史緒里(乃木坂46)
五十鈴ココ 岡田あがさ 美翔かずき 汐月しゅう 春川芽生 立道梨緒菜 /
柿丸美智恵 / 東風万智子
公式サイト https//www.nelke.co.jp/stage/Threesisters/
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