2014年11月24日月曜日

増田セバスチャンが2020年オリンピックイヤーに向けた新たなアートプロジェクト「TIME AFTER TIME CAPSULE」を始動

原宿kawaii文化の第一人者であり、アートディレクターや6%DOKIDOKIのプロデューサーとしても活躍する増田セバスチャンが、2020年オリンピックイヤーに向けた新たなアートプロジェクト「TIME AFTER TIME CAPSULE」を立ち上げることを発表した。

2015年から5年をかけて完成するパブリックアート作品であり、そのテストイベントを増田の個展をロングラン展示中のYoung At Art Museumの協力のもと、12月6日(土)マイアミのアート地区・ウィンウッドにて開催。2015年からはニューヨークを皮切りに世界10都市で行われる予定だ。

TATは世界を巻き込む都市型・参加型のプロジェクトであり、テーマは『”Kawaii”の集合体で世界は変えられるのか?』。世界各都市の公衆の場で開催される「自分だけのKawaiiもの(自分だけの小宇宙、個人的で特別な思い入れ)」を透明なタイムカプセルに納入するイベント、そこに集まる人々、納入されたカラフルな中身、そうして作られたタイムカプセルなど全てが作品となる。東京オリンピック開催年の2020年を1つのゴールと見据えて、世界各都市から集めたカプセルを東京に集結させて再構成し、公衆の場で展示する予定だ。

タイムカプセルの形にもこだわり、テストイベントでは増田が作品のモチーフとしてもよく使用する「クマ」の形をしたカプセルが登場。透明なクマにたくさんのカラフルなアイテムが納入されていくイメージスケッチも公表された。マイアミのカラフルな人々や、同時期に開催されている「Art Basel Miami Beach」に参加するアート関係者がどのような反応を示すのかが注目される。




自画像として製作された初個展が部屋というインディビジュアルで小さく閉じた場所で発表されたことに対し、今回は真逆とも言える広く多くの人がアクセス可能なパブリックな場所での発表となる。原宿kawaii文化をベースにしてつくられる増田のクリエイティブは、毎回カタチは違えども同じメッセージを発信し、それに呼応する多くの人々を巻き込み、コールアンドレスポンスをすることによって新たな文化や表現を生み出して来た。今回はそういった増田にしか出来ない活動を集約させた「運動体としてのアート」の作品となる。

また、マイアミのYoung At Art Museumで開催中の個展「Colorful Rebellion –Seventh Nightmare-」ではTATイベント翌日の12/7(日)に増田セバスチャンと6%DOKIDOKIショップガールのユカによる1日限定のアートパフォーマンスも開催され、カラフルなマイアミがさらにカラフルになる週末となる。増田セバスチャンからのメッセージ『”Kawaii”の集合体で世界は変えられるのか?』その答えを、2020年の東京で目撃しよう。

イベント情報

「TIME AFTER TIME CAPSULE」
日時: 2014年12月6日(土) 11:00~16:00
場所: Wynwood Arts District
Outdoor space at Wynwood, Corner of 21st & 2nd
   2103 NW 2nd Avenue Miami
詳細: https://www.facebook.com/events/1505444546407092/

「Colorful Rebellion -Seventh Nightmare-
Performance directed by Sebastian Masuda featuring YUKA」

日時: 12月7日(日)13:00/14:00/15:00 (各10分程度)
場所: Young At Art Museum
   751 SW 121st Ave, Davie, FL ‎33325
詳細: http://www.youngatartmuseum.org/
※Young At Art Museumで展示されている増田セバスチャンの
“Colorful Rebellion -Seventh Nightmare-”の展覧会の中においての
ライブパフォーマンス。展覧会自体は2015年1月4日迄開催予定。

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