2018年8月26日日曜日

アプガ(2)とアプガ(プロレス)が「公開実力テスト」に挑戦 ベストパフォーマンスはアプガ(2)鍛治島彩

アップアップガールズ(2)(以降アプガ(2))とアップアップガールズ(プロレス)(以降アプガ(プロレス))が19日、東京・AKIBAカルチャーズ劇場でライブイベント『アップアップガールズ(2)&(プロレス)メンバー対抗 実力診断テスト』を開催。アップアップガールズ(仮)(以降アプガ(仮))の妹グループとして結成された2組の総勢11名のメンバーが、現在のパフォーマンス力を競い合う白熱のソロステージを繰り広げた。観客と審査員の厳正な審査でベストパフォーマンス賞に輝いたのは、アプガ(2)の鍛治島彩。鍛治島には、副賞でオリジナルソロ楽曲が贈られることとなった。

今回の実力診断テストは、約1年間のアイドル活動を経てメンバーが個々でどれだけ成長したのかを見せる晴れの舞台となった。アプガグループの楽曲から自分で選曲し、衣装プロデュースも本人が行った。
審査員は、アプガグループと関わりの深い、振付師の竹中夏海、サウンドプロデューサーのmichitomo、ボイストレーナーの杉浦良美、そして2組のオーディションナビゲーターを務めたアプガ(仮)の森咲樹。さらに観客も審査に参加した。

トップバッターは、アプガ(2)の新メンバー、佐々木ほのか。アプガグループの最年少で中学1年生12歳の彼女は、元気いっぱいに「リスペクトーキョー」を歌唱。ステージを動き回った彼女は「楽しかったです。ステージに出る10秒前に緊張したんですけど、ステージに出たらぶっ飛びました!」と笑顔でコメント。空手の黒帯の彼女は、アピールタイムで空手の型を披露した。

続いては、アプガ(プロレス)のミウ。アイドル好きの彼女は、アイドルオタク全開の衣装で「ワイドルセブン」をテンション高く歌う。すると曲中に「ここでゲテモノを食べます!」と宣言し、サソリを悲鳴をあげながら食べるパフォーマンス。アピールタイムでも再びサソリを、叫び声をあげながら食べ、必死の形相で「投票してください~」と観客に嘆願。アイドルとプロレスラーを両立する、強烈なファイティングスピリットを見せつけた。

アプガ(2)の中沖凜は、「大好きなあの方の曲を歌います!」と、アプガ(仮)の元メンバー仙石みなみのソロ曲「サムライドル」を歌唱。真っ赤な仙石の生誕Tシャツを着た彼女は、しっかりとした歌声と愛らしいボーカルで観客を巻き込むようにパフォーマンス。「私は仙石さんが大好きなので、仙石さんファンの方投票お願いします。それ以外の人もお願いします!」と、会場全員にアピールした。

アプガ(プロレス)のヒナノは、「このメロディを君と」を選曲。普段のプロレス衣装とは違う清楚な洋服を着た彼女は、にこやかな表情で透き通るボーカルを披露。アピールタイムでは「私はジャッキー・チェン様が大好きなので、試合で使ってる技のカンフーキックを披露したいと思います」と語り、司会の鈴木啓太に渾身のキックを見舞った。

アプガ(2)の鍛治島彩は「サイリウム」を歌唱。普段のしゃべり声はハスキーボイスだが、とても愛らしいボーカルで楽曲を届けていく。楽曲の途中で、手にしていたサイリウムをリコーダーに持ち替え、元気さとかわいい雰囲気のステージを全うした。「(去年のアプガ(2)の)11月26日の初単独イベントでこの曲をソロで歌わせていただいたんですけど、そのときは満足いかなくて、どうしてもみなさんに感謝の気持ちをもっと伝えたくて、約半年かけてがんばりました」と、努力の成果をしっかりと見せた。

アプガ(2)のリーダー・高萩千夏は「Lady→GO」を選曲。アプガ(仮)関根梓のジーンズを基調とした衣装を着た彼女は、ソリッドなナンバーをクリアーなボーカルで歌唱する。しっかり者の高萩だが、「心臓飛び出そうなくらい緊張しましたが、歌ってるときはみなさんの声で助けられました」と告白した。

アプガ(プロレス)のヒカリは「上々ド根性」をチョイス。力いっぱいのこぶしを効かせたボーカルと、パワフルなパフォーマンスは見事。迫力のステージで観客をわかせた。衣装はオーディション時に着たIKEAのTシャツで登場したと会場を沸かせると、アピールタイムでは、「昨日、名古屋大会で負けたんで、そのうっぷんを晴らしたいです」と語り、再び鈴木啓太がアプガ(プロレス)の標的に。ヒカリは「感謝の気持ちを込めて」と、鈴木を渾身のコブラツイストで締め上げた。

アプガ(2)の橋村理子は、パステルカラーのアイドルらしい衣装で登場し「虹色モザイク」を歌唱。アイドル好きの彼女らしく、かわいいボーカルで会場全体を魅了する。なんと手の込んだ衣装は「1週間かけて自分で作りました」と自作であることが語られると、観客から「すごい!」の声が上がった。さらにアピールタイムでは、萌えゼリフで観客をトリコに。かわいいを貫き通すステージを全うした。

アプガ(プロレス)のラクは、アプガ(2)の衣装でアプガ(2)の「初恋 Ding Dong」を披露。キュートなポップチューンにマッチする、優しい雰囲気のボーカルでステージを行った。「普段のプロレスとはまた違う、私の理想のアイドル像をやってみました。今日はめっちゃスポットライトがいつも以上にまぶしく感じます」と、プロレスでの姿とのギャップをしっかりと見せてくれた。さらに、電車好きの彼女は、会場の最寄駅の秋葉原駅のマメ知識を披露した。

アプガ(2)の吉川茉優は、「Going My ↑」を選曲。アプガ(仮)の初オリジナル曲を、アプガ(仮)Tシャツを着て歌う彼女。安定した愛らしいボーカルが会場に響き渡り、観客の気持ちをひとつにした。「この曲はアプガ姉さんの初めてのオリジナル曲で、アップアップガールズの原点だと思うんです。私は、オーディションのときからブレずに自分のアイドル像を貫きたいと思ってます。今日「Going My ↑」を歌って、アイドルとしてもっともっと輝きたいなって改めて思いました」と、自身のアイドルとして突き進んでいく気持ちを、きちんと全観客に伝えた。

ラストに登場したのは、アプガ(2)のもうひとりの新メンバー、中川千尋。中学2年生13歳の彼女は、「君という仮説」を選曲。だが、緊張から1番の歌詞が飛び、歌えない状態になってしまう。なんとか挽回し最後まで歌い切った彼女に、観客から大歓声が送られた。歌い終えてコメントを求められると、抑えていた感情と涙が溢れ出す。「私は研修生活の1年間、この曲をずっと練習してきたのにステージに出たら緊張してできなくて、アイドル向いてないなって」と絶望を実感するコメント。続けて「この曲は歌詞がよくて、"君という世界見せてよ"ってフレーズで、私の世界を見せられるのかなと思ってたら、こんな世界でした」と語り、会場は大爆笑となった。

後輩たちの奮闘ぶりを応援すべく駆けつけた先輩のアプガ(仮)が、パワフルなステージを見せたあと、いよいよ実力診断テストの結果発表が行われた。

まず、審査員特別賞に中沖凜、鍛治島彩、ヒカリの名前が呼ばれる。さらに、会場の全員が応援する気持ちになった中川千尋に特別の特別賞が送られた。そして、森咲樹からベストパフォーマンス賞が発表される。緊張の中、「鍛治島彩さんです!」と名前が呼ばれた鍛治島は、「(特別賞の副賞でもらった)イカで頭がいっぱいなのに、いいんですか?」と喜びを通り越してうろたえる状態に。森から「かじぃは、丁寧な努力をひとつひとつ積み重ねていて、これまでの地道な努力が今のすごくキラキラした姿になってるなって思います。審査員とお客さんの評価で、ベストパフォーマンス賞に選ばせてもらいました」と選考理由が語られた。さらに、素敵なプレゼントとしてオリジナルソロ楽曲がプレゼントされることが伝えられると、鍛治島は感涙と呆然とした表情となる。「私はソロで歌うの苦手で、今日のために必死に練習してきたんですけど、ソロ曲をもらったらもっと練習をしないとダメだなと思いました。これからもみなさん応援よろしくお願い致します!」と鍛治島がコメントし、濃密な実力診断テストは終了した。

なおアプガ(2)は、9月から初のワンマンツアー『アップアップガールズ(2)ファーストライブツアー #アプガ2ファースト 』を開催。アプガ(プロレス)は、8月25日に東京女子プロレスのビッグマッチ『BRANDNEW WRESTLING 2~今、攻める時だ~』後楽園ホール大会に出場する。

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