Amazonプライム・ビデオで配信中で、来月から地上波放送も始まるドラマ『仮面ライダーアマゾンズ』。本作にヒロイン・水澤美月役で出演するのが武田玲奈さん。本作の役柄への取り組みをはじめ、プライベートでハマっているアニメについても話してくれた。 仮面ライダーシリーズ第4作目にして、そのビジュアルとワイルドなアクションからシリーズ最大の異色作との呼び声も高い『仮面ライダーアマゾン』(1974年~)が、『仮面ライダーアマゾンズ』として新生。"オメガ"と"アルファ"、二人の"アマゾン"が活躍する。武田さん演じる美月は、悠(はるか=仮面ライダーアマゾンオメガ)とは義理の兄妹で同居している。美月の母親の水澤令華は、製薬会社の特殊研究開発本部長でアマゾンの排除命令を出しながら、一方で養子としてアマゾンである悠を引き取っていた。 美月はおとなしく、母親や周囲に対して自分の思いを表せない少女。「お母さんに甘えられないし、人見知りな面もあって、学校でもいじめられていて」…武田さんはそんな美月を理解できる部分もあるという。「私自身も昔から人見知りだったので。このお仕事を始めてからたくさんの人に会うので、だんだん克服はできてきたんですけど…」。 美月と悠は幼少期から一つの部屋で育ち、時には「兄妹以上の感情では?」とすら思えるような場面も。「誰よりも悠のことを知っていて、何か行動するのも悠あってのこと。美月ちゃんの世界は悠中心に回っていると思います」と、その存在はとても大きいようだ。「引っ込み思案で自分の意見は言えない美月だけど、悠を守るためなら言える」…自分に自信がなく、自分の考えを主張できない分、悠を守ることが自分の存在意義のように思えるのかもしれない。 自分のことよりも誰かを守ることを優先する、そんな思いを経験したことはある?と尋ねると、子どもの頃のエピソードを語ってくれた。「猫を飼っていたんすけど、私は一人っ子なのでいつも一緒にいるきょうだいみたいな感じで。猫が病気をしていたら自分のことのように病院を必死で調べたり対応していました」。そんな思いが芝居の中でも生かされた部分もあったのかもしれない。 美月と同じように、人見知りの少女だった武田さん。そんな彼女が芸能界に入ったのは、2013年に受けた所属事務所主催のオーディションでグランプリになったことがきっかけ。受けたのは、人見知りだった自分を変えたいという思いもあったからだという。 福島から上京して約3年。東京での生活にも慣れてきて、電車にも迷わずに乗れるようになったと笑う。休日は友達と遊びに行くことも多いというが、一方で大好きなアニメをずっと観ていることも。「今期だったら、『くまみこ』、『ふらいんぐうぃっち』、『坂本ですが?』がオススメです!」と目をキラキラさせた。 現在女優活動と並行し、ファッション雑誌『non-no』の専属モデルや、男性誌のグラビアでも活躍する武田さん。今後については「特に集中して女優として頑張っていきたい」という。女優の仕事の楽しさがわかるようになってきたのは舞台(2015年『四谷怪談』)を経験してから。「1ヶ月かけて芝居を作り上げていくことがすごく楽しくて!」。また舞台ならではのキャストやスタッフとの関係性の濃さも魅力だったという。 最後に『仮面ライダーアマゾンズ』について、「今までの仮面ライダーとは違って、シリアスでちょっとハードで、アクションもかっこよく、大人でも楽しめる作品です!」とアピールする武田さん。美月については「今までのヒロインとはちょっと違うヒロインというか、ヒロインらしくないヒロインです」という。美月のようなヒロインと、わかりやすい元気なヒロイン、どっちがやりやすい?と問うと、「演じていてどっちも楽しいですけどね。やりやすさで言ったら美月ちゃんですかね」と微笑む武田さんだった。 『仮面ライダーアマゾンズ』は7月3日、BS朝日でスタート。毎週日曜深夜1時より放送。また7月6日よりTOKYO MXでスタート。毎週水曜午後10時30分より放送。 〈プロフィール〉 武田玲奈(たけだ・れな) 生年月日:1997年7月27日 出身地:福島県 血液型:B型 趣味:映画、アニメ鑑賞、マンガを読むこと 特技:ルービックキューブ (c)2016「仮面ライダーアマゾンズ」製作委員会 (c)石森プロ・東映 ■関連ニュース 武田玲奈、苦手なホラー作品の鑑賞にチャレンジ! 『のぞきめ』女子高生限定試写会に登場 (2016年03月27日) でんぱ組.incのえいたそがマイッタ! X JAPANのToshiが新ゲーム会社発表会にサプライズで登場 (2016年03月26日) 続きはこちら(元サイトへ)
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