この日のライブには、℃-ute、モーニング娘。'15、アンジュルム、Juice=Juice、カントリーガールズ、そして日本レコード大賞の最優秀新人賞に輝いた、こぶしファクトリー、さらに新グループ・つばきファクトリーと、研修生11名を含む、総勢64名が参加した。
こぶしファクトリーのリーダー・広瀬 彩海さんは、パフォーマンス前「結成が今年の1月2日、そして12月30日にはレコード大賞最優秀新人賞を捕ることができて、本当にいい形で締めくくれたんじゃないかなぁ~と思います」と語ると、場内は拍手と「おめでとう!」の歓声につつまれた。
この日、パフォーマンス初のグループが2組。まずは、カントリー・ガールス、新人・梁川奈々美さん(13)、船木結さん(13)を加え、7人体制での良いバランスのグループに仕上がっていた。新人二人が加わり、初パフォーマンス楽曲は、カントリー・ガールズデビュー曲の『愛おしくってごめんね』を熱唱。初セリフは新人の梁川さんが担当した。
アンジュルムは、新人・上國料 萌衣さん(16)が『ドンデンガエシ』と『大器晩成』を披露。初ステージとしては堂々と、新鮮かつ元気いっぱいのパフォーマンスで、観客をわかせた。感想を聞かれると、上國料は「やっぱり緊張もあったんですけど、(お客さんの)盛り上がりが凄かったので、楽しかったです」とメンバーとしての存在感を主張していた。
次に登場したのは、ハロプロ内最年長となったグループ℃-ute。安定感あるパフォーマンスは、会場の雰囲気を一気に安心させ、存在感を示した。
このコンサート1部でのトリを飾るのは、モーニング娘。'15。鞘師さんが初めてメインボーカルを務め、自分自身でもターニングポイントと語る『One・Twe・Three』も披露、ここでは、本人、メンバーとも特に感慨深い様子だった。その後、鞘師さんの卒業セレモニーへ。鞘師さんのメンバーカラーである真っ赤に染まったサイリウムで会場いっぱいに埋め尽くされた。
まずはハロー!プロジェクト・リーダーで℃-uteの矢島舞美さんからの手紙が読まれた。その中で矢島さんは、「人一倍努力もしただろうし、人一倍葛藤もあったかと思います。それでもまだまだ上を目指して今回の留学を決断した鞘師ちゃんの生き方は、本当に志の強いかっこいい生き方だなって思います」と尊敬の念を伝えた。
次に、モーニング娘。'15・リーダー、譜久村聖さんは、メンバーを代表し涙ながらに、「ステージパフォーマンスとは違って、私生活ではおっちょこちょいの里保ちゃん。昔は9期の前だけだったけど、だんだん(ハロプロの)他のメンバーにもバレてきて、ついにはファンのみなさんにもバレちゃったね(笑)。でも、きっと心の許せる人が増えたんだなって思ったから嬉しかったよ」とプライベートの部分を暴露しながら、鞘師さんに対しての愛情を語った。
そんな二人からのメッセージを受け、最後に鞘師さんは、「10月29日に卒業を発表してから、突然の発表で驚かしてしまったにもかかわらず、ファンのみなさんや周りの方々には、応援の言葉をいただいて本当に感謝しています。みなさん本当にありがとうございます」と今まで応援してくれたファンやスタッフに感謝の念を伝えた。
メンバーに関しては12期、11期、10期、9期(同期)とメッセージを贈り、ファンからもらった手紙やブログの文章などにいつも笑顔をもらっていたことに感謝し、「全てが心の支えだった」と、今までのファンからの思いに感謝の意を語り、成長して日本に戻ってくることを誓い、心の込めたメッセージを会場に訪れたファンに語った。
最後は、鞘師さんが幼稚園の頃に発売され、モーニング娘。に入るきっかけとなった往年の楽曲、『Go Girl~恋のヴィクトリー』で、この日出演したオールキャストで熱唱。そして鞘師の5年間に及ぶのモーニング娘。'15としての幕を閉じた。
終演後、鞘師さんは「ファンのみなさんから、『自然に楽しんでいる里保ちゃんが好き』って言われていました。だから、今日はいつも通りの自分を観てもらうことを心掛けてコンサートに臨みました」と自分自身の想いを語った。また、明日からの鞘師さん個人としての目標は、「学校と英語の勉強漬けになります。また、今まで出来なかったこと、たとえば他の人のコンサートなどにも少し行ってみたい」と、これからの自分の心構えと楽しみも語った。
最後に今まで応援してくれたファンへ、「本当に人のお陰でココまで来れました。全て自分一人ではできないことばかりでした。今まで本当にありがとうございました。これからは何でも一人です。立派な人間になって帰って来ますので、期待して待っていてください」と言葉をのこし、会場を後にした。
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