AKB48「高城亜樹・永尾まりや 卒業コンサート」が21日、東京ドームシティホールにて開催された。 昨年12 月にそれぞれAKB48 からの卒業を発表した高城亜樹さんと永尾まりやさんの卒業コンサートは、AKB48 グループ初の合同開催という形で行われた。 まずは、永尾さんとその同期である9 期生たちとのパフォーマンスで幕開け。9 期生のお披露目公演で披露した『RIVER』、チーム4 として愛着のある『走れ!ペンギン』、フリが覚えられなくて苦労したという『そばかすのキス』と、永尾さんや9 期生にとって思い出深い楽曲から始まりまった。 続いて、高城さんが登場。ステージに設置された高城家の大きな"こたつ"に、大家志津香さんと北原里英さんと並び、高城さんが最速で研究生から正規メンバーに昇格した際の思い出などを語り合った。その後も、高城さんを慕うメンバーが次々とこたつでの団らんに加わり、思い出話や今だから言えるエピソードに花を咲かせた。高城さんの"こたつ"に対し、永尾さんは"バー"のセットで、次々に来店するメンバーとトークを繰り広げた。その後は、『アボガドじゃねーし』『ジッパー』『君は僕だ』などのユニット曲をメドレーで披露した。 公演が中盤に入り、それまで別々にステージに登場していた高城さんと永尾さんが、ついに一緒にステージに登場。高城さんが憧れの先輩とする小嶋陽菜さんと大島優子さんのユニット曲『スキャンダラスに行こう』を、2 人で披露した。 その後も⾼城家の"こたつ"には次々にメンバーが訪問。伊豆田莉奈さんたちが卒業記念ポスターと称して自分がメインのポスターを高城さんにプレゼントしたり、明らかに柏木由紀さんが登場する雰囲気の中、なぜか卒業生である内田眞由美さんが登場し『渚のCherry』を披露するなど、卒業公演であることを忘れさせるようなステージ構成で会場を盛り上げた。 そんな楽しいムードも終盤では一変。永尾さんは「まりやぎさんからのお手紙」として、「何百⼈もいる女の子の中から、私を見つけてくれてありがとう」と、これまで支えになってくれたファンに感謝の言葉を綴った手紙を読み上げた。そんな永尾さんに対し、特に親交が深かった後輩の阿部マリアさんと、同期としてAKB48 加入後のつらい時期を支えあってきたという島崎遥香さんから、これまでの感謝とこれからも変わらない友情の言葉が伝えられた。 高城さんは、同期ではないものの境遇が似ていてともに活動することが多かったという北原さんと『思い出のほとんど』を互いに涙を流しながら歌唱。さらに2 人しかいなかった6 期生唯一の同期である卒業生の野中美郷さんも駆けつけ、一緒に『向日葵』を披露した。 アンコールでは、高城さんは純白のドレス、永尾さんは真紅のドレスにそれぞれ身をつつみ、ステージに登場。永尾さんは自身の22 歳の誕生日である3 月10 日に1st 写真集を発売することを発表し、高城さんもこれまで応援し続けてくれたファンに、涙を浮かべながらも「立ち止まりたくない」と今後も自分の限界に挑戦し続けていくことを誓った。 最後は、全員で『アリガトウ』を歌唱。2 人を慕って集まってくれた仲間たちに囲まれ、笑顔で卒業コンサートを締めくくった。なお、2 人のAKB48 劇場での卒業公演日程は、追って発表の予定だ。 ■関連リンク AKB48公式サイト 続きはこちら(元サイトへ)
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