12月11日、映画「アゲイン 28年目の甲子園」特別試写会イベントが丸の内TOEIで行われ、中井貴一、波瑠、柳葉敏郎、工藤阿須加が舞台挨拶に登壇した。 本作は全国の元高校球児が世代を超えて出身校別にチームを作り、再び甲子園を目指す実在の大会「マスターズ甲子園」を舞台に、忘れようとした夢に再び挑戦する不器用な大人たちを描いた感動作。 この日は映画にも出演したプロ野球OBの角盈男、高橋慶彦、大石滋昭(野球指導)も登場した。 中井貴一さんは「僕たちはテレビで角さんが投げているところも慶彦さんが走っているところも見て来たわけで、(その人たちが)普通にカメラの前に立ってお芝居なさるんです。一流の選手は場所が変わってもちゃんとおやりになるんだなという風に思いましたし、僕は大石さんがいなければこの作品に受けていませんでした。大石さんに出会って、大石さんから"恥をかかせません"と言ってくださった一言が映画を引き受けた理由でもあります。」とコメント。 柳葉敏郎さんは「田舎で500歳野球という50歳以上が集まって草野球をしてるんですが、マスターズ甲子園を目標にしている方の気持ちがわかる気がします。」と、この映画に出演した野球の楽しさを改めて実感した様子。 劇中では波瑠さんもキャッチボールをするシーンがあり「私はキャッチボールの経験は無く、姉しかいなくて男兄弟がいなくて、そういう家にはグローブや野球ボールもなく、お父さんとキャッチボールをしたこともなかったです。練習してくださいと言われ、撮影の合間にずっと練習していたんですけど、投げる、捕るの練習ができるようになり、次はフォームをキレイにしてと言われ、いざキャッチボールの撮影では"ここに投げてください"と言われて、何回も何回もキャッチボールをやりました。」と、撮影の苦労話を明かしていた。 また、「アゲイン 28年目の甲子園」を一文字で表すならどんな文字になるか質問され、中井貴一さんは「繋」の文字を書き、「観ていただけたら意味がわかると思います!」 波瑠さんは「希」の文字を書き、「野球とマスターズ甲子園を通じて、描かれているのが人の成長だったり、夢だったり、希望だったりだと思ったのでこの字にしました。」 工藤阿須加さんは「想」の文字を書き、「観ていただけば一番わかるのかなと思うんですけど、いろんな想いが詰まってるのでこの字にしました。」 柳葉敏郎さんは「情」の文字を書き、「人の想いや心という意味です。この上に"愛"がつくのか、"友"がつくのか、下に"熱"がつくのか、皆さんはこの文字に何をつけてくださるのでしょう。」と、それぞれ語っていた。 そして、後半にはプロ野球OBの八木澤壮六、松沼博久、松沼雅之、小早川毅彦、駒田徳広も駆けつけ、キャスト陣に花束を贈呈した。 中井貴一さんは「甲子園という場所が聖地ということを、撮影に入って甲子園に伺って初めて理解できました。野球に携わっている人たちに観てもらって、年を取って行っても夢を追ってもらえたら幸せだなと思います。」と語りました。 映画「アゲイン 28年目の甲子園」は2015年1月17日(土)全国ロードショー! (C)重松清/集英社 (C)2015「アゲイン」製作委員会 ■関連ニュース 話題の女優が一堂に集結!ひかりTVオリジナルドラマ「24時間女優-待つ女-」のDVD化が決定 (2014年07月11日) ■関連リンク 映画『アゲイン 28年目の甲子園』公式サイト 続きはこちら(元サイトへ)
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