2014年5月17日土曜日

キカイダーが40年の時を超えて スイッチ、ON! ヒロイン佐津川愛美の活躍にも注目!

5月15日、まもなく公開の映画「キカイダー REBOOT」の完成披露試写会が新宿バルト9にて行われ、主演の入江甚儀(いりえ じんぎ)と共演の佐津川愛美、高橋メアリージュン、伴大介、そして下山天監督が上演前にロビーの特設ステージで記者会見を行った。 リングに見立てられた特設ステージでは、会見に先立ってキカイダーと仇敵のハカイダーも現れ、激しいバトルを繰り広げる一幕もあった。 キカイダーに変身するアンドロイド・ジローを演じた入江甚儀さんは、「初号試写を見るまでどういう作品になっているかと緊張したが、試写を見終わってCGやエフェクトや音楽がふんだんに使われていて、スタッフさんの熱量というか、この作品への愛を感じて感動した。同時にめちゃくちゃ面白かったので、お客さんの気持ちになって楽しめた。この映画が僕の初主演の作品で本当に良かった。」と満足気な表情で語った。 ロボットと人間の間に中からも外からも挟まれたジローの演技には相当の苦労があったようで、ジローの時だけでなく、変身後のキカイダーの中にも実際に入ってみることで細かな表現にこだわったという。スーツに入ってみた感想を「苦しかったです。思った以上に圧迫感があった。大変だったけど、普段は俳優をしていてもなかなかできない貴重な経験。ミツコと感情を吐露しあうシーンを試写で見て、自分が入って芝居してよかったなと感じた。」とコメントした。 ヒロイン役でジローと心を通わせる光明寺ミツコ役の佐津川愛美さんは「感情を表に出すのが苦手な役で、リアクションで表情を出す加減が難しく感じた。監督と相談しながら、ひとつづ作っていった。」と役柄の苦心を明かした。 キカイダーに入った入江甚儀さんと対峙する場面では、「最初は怖くて正直かっこいいとは思わなかった。でも見慣れてくると中に入江さんが入って演じてくれているので、普通のお芝居をしてるように二人の芝居ができました。すごくありがたかったし、作品にも深みが出たと思う。」と振り返った。 良心を持たない戦闘アンドロイド・マリを演じる高橋メアリージュンさんは「アクションには憧れていたが想像以上に大変だった。普段は運動をしても筋肉痛は二日後ぐらいですが、アクションの練習の時はその日に来ました。」と苦笑い。入江甚儀さんも目を合わせて「ヤバイです。ちゃんと歩けなくなりますね。」とこぼした。 1972年の特撮テレビドラマ「人造人間キカイダー」でジロー役を演じ、今回は"良心回路"の発案者としてジローにアドバイスを与える心理学者・前野究治郎役の伴大介さんは、「今の映画はこんなことが出来るのかと映像には驚くことばかり。映画の監修していただいた千葉工業大学の古田教授とお会いした時は、子供の頃にテレビのキカイダーを見て影響を受けて現在は福島原発などで活躍するロボットを開発していると聞いて、ドラマを感じました。」と40年の歳月を人一倍感じているようだ。 同じく石ノ森章太郎氏が原作で現在放送中の「仮面ライダー鎧武」(テレビ朝日系)では、公開に先立って5月18日の第30話にキカイダーが登場する。映画に連なるアナザーストーリーとなっているので、上映前にこちらもぜひチェックしておこう。 映画「キカイダー REBOOT」は5月24日(土)全国公開。 公式サイト http://www.kikaider.jp/ (C)石森プロ・東映 (C)2014「キカイダー」製作委員会 ■関連ニュース AKB48・SDN48がスカパー!アワード2010のブルーカーペットに登場 (2010年11月11日)
■関連リンク 映画『キカイダーREBOOT』公式サイト 続きはこちら(元サイトへ)

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