Juice=Juice の宮本佳林によるソロツアー「宮本佳林 LIVE TOUR ~Karing~」が17日、東京・Zepp Tokyo からスタートした。
本ツアーは東名阪 3 公演にわたる Zepp ツアーとなっており、宮本佳林にとっても初の試み。初日の Zepp Tokyo は満員となり、ブドウ色のペンライトが一面に輝く中でアンコールまで全 21 曲が披露された。
「今日は私のライブに来てくれてありがとうございます! 最後まで盛り上がっていきましょう!」と得意の煽りを織り交ぜて会場を湧かせつつ、生バンドとダンサーをバックに Juice=Juice 曲をソロで歌い上げる宮本さん。
それだけでも新鮮なステージだが、この日のセットリストは Juice=Juice 曲だけでなく、NEXT YOU や演劇女子部での楽曲、"コピンク*曲など、宮本佳林のこれまでの道のりを辿ることができるさまざまな楽曲が網羅されていた。
ライブ中の VTR では"小さい頃から歌うことと踊ることが大好きだった"と紹介され、見ている側との距離感もぐっと近くなる。
楽曲によってはキュートなステップとともに眩い笑みをこぼし、またあるときは曲に合わせてせつない表情でこちらを見つめたりと、宮本さんの歌唱力・表現の巧みさは観客を飽きさせることがない。MC で「手が震える震える。人がいっぱい!」と語りつつ、彼女は「緊張はしてないんですよ。してなさすぎて怖いというか」とステージの空気を自ら楽しんでいっているようにも見えた。
また、宮本さんが「このツアーのために、なんと書き下ろしていただいた曲があるんです」と告げると会場からは期待のどよめきがあがった。この日披露された全 7 曲のソロ新曲のうち、『どうして僕らにはやる気がないのか』は彼女の凛とした魅力と芯の強さを感じさせるロックナンバーだ。ソロ新曲はいずれも異なる角度から宮本佳林の魅力を引き出した内容となっている。
後半ブロックでは Juice=Juice の盛り上げナンバー『CHOICE&CHANCE』などで会場のボルテージを上げつつ、6曲をノンストップで披露。歓声と注目を一身に引き受け、熱狂のなかで本編を締めくくった。
アンコールでは「Juice=Juice 曲って、一人で歌うと歌いづらいんですよ。何人も入れ替わって歌うところを一人でやるから息がギリギリになるし、他のメンバーが歌ってるところはモノマネしちゃいそうになるんです」と舞台裏の感想を洩らしていた宮本さん。関係者席に応援で駆けつけていた Juice=Juice メンバーたちを観客たちが一斉に讃えると「そっち見ない~!」と苦笑しながらたしなめていた。
また、ここでソロ新曲の中から『どうして僕らにはやる気がないのか』が18 日より配信シングルとしてリリースされることも発表され、宮本から「これからももっともっと成長していきたいので、見守っていただきたいと思います。応援よろしくお願いいたします!」という正々堂々とした意気込み表明に期待がかかる形でこの日の公演は終演となった。
「宮本佳林 LIVE TOUR ~Karing~」は今後、10 月 23 日に大阪・Zepp Namba、翌 24 日に愛知・Zepp Nagoya での開催が予定されている。
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