2018年11月18日日曜日

真野恵里菜、『青の帰り道』で等身大の役柄に共感「“考える映画”として楽しんでほしい」

映画『青の帰り道』完成披露上映会が13日、新宿バルト9で開催され、主演の真野恵里菜らが登壇した。

本作は実際の時代背景を軸に、群馬県前橋市と東京を舞台として、地元に残った者、夢を追って上京した者、それぞれの人生が交錯する7人の若者たちの青春群像劇。伊坂幸太郎原作の映画「オー!ファーザー!」で長編デビューを果たした藤井道人監督がメガホンを取った。

最初の挨拶では、藤井監督が公開までの月日を思い返して感無量の気持ちを伝えると、真野さんも思わずもらい泣きして涙を拭った。

真野さんは歌手を夢見る主人公・カナを演じ、本作で美しい歌声も披露している。等身大の若者たちを描いた作品に共感するところを聞かれた真野さんは、「"あの時楽しかったな、戻りたいな"って、楽しく話すことはあるけれど、過去には戻れないんだなって、すごく痛感しました。実際には戻れない苦しい現実もあるわけで、その中で今をどう生きるかっていうのをこの映画は描いている。決して楽しい気持ちになる映画ではないけれど、共感してもらったり、懐かしんでもらったり、自分は明日からこうしようとか、みんなが明日を過ごすためのヒントになると思うので、"考える映画"として楽しんでほしい」と、切々と語った。

舞台挨拶には、清水くるみ、横浜流星、秋月三佳、冨田佳輔も登壇した。

映画『青の帰り道』は、12月7日より新宿バルト9ほか全国順次公開

映画「青の帰り道」公式サイト https://aono-kaerimichi.com/

続きはこちら(元サイトへ)

0 件のコメント:

コメントを投稿