2018年11月9日金曜日

前島亜美、上演中の舞台タクフェス『あいあい傘』に出演 21歳が目前「デビュー10年目の来年は節目」

元SUPER☆GiRLSで女優の前島亜美さんが、現在東京公演を行っている舞台タクフェス第6弾『あいあい傘』に出演している。

タクフェスとは、俳優で脚本家、演出家でもある宅間孝行氏が主宰する演劇プロジェクト『TAKUMA FESTIVAL JAPAN(タクマ フェスティバル ジャパン)』の略称で、『あいあい傘』は、恋園神社という神社が舞台の心温まる物語。2007年に初演が行われるや家族愛をテーマとした感動的なストーリーが称賛され、今回の再演に際して舞台と並行して全国で映画上映も行われている。

本作で、前島さんは神社の巫女である松岡麻衣子役を熱演。父親との特異な関係に悩みながらも、一生懸命に明るく前に進もうとする姿を演じている。東京公演の記者会見では、前島さんは、「宅間さんの作品は観客としてずっと観てきて、いつかご一緒させていただきたいと思っていたので挑戦させていただけることがとてもうれしかったです」と出演を喜び、「役どころが25歳の女の子で、セリフの中に共感できることがたくさんあったので、新しく役を考えるよりは、私が両親に対して思ってきたことや自分が育ってきた経験などを広げていけるように頑張りました」と力強く語った。

また、本公演中に21歳の誕生日を迎える前島さん。「20歳の1年はあっという間過ぎて、舞台であるとか、声の仕事であるとか、いろいろなことができるのがとてもありがたく、確実にみなさんの応援のおかげで前進できていることが実感できた1年でした。デビューが12歳だったので、10年目の来年は結構節目だな、と思っています。21歳の1年も視野を狭めず、いろいろなことに挑戦して人間力を高めていきたいです」と意気込みを見せた。

最後に、「今回はすてきな先輩方に囲まれて毎回公演ができることをすごくうれしく思い、人として成長したいと思って現場に臨んできました。一公演一公演を大切に、観て下さった方の心に何か残る瞬間を作る一員として頑張りたいです!」と目を輝かせた。

タクフェス第6弾『あいあい傘』の東京公演は11日まで池袋・サンシャイン劇場で上演中。その後、新潟、広島、札幌、大阪、名古屋で上演。

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