2018年7月10日火曜日

Negicco、女子流、つばき、ほわどるの4組が共演 楽曲 & スキル志向のファンは歓喜

タワーレコードによるアイドル専⾨レーベル「T-Palette Records」が主催する対バンイベント「T-Palette Records Presents[Live]meets palette」が6月4 ⽇、5 ⽇の2日間、東京・恵⽐寿リキッドルームで開催された。2日目の6 ⽉5 ⽇には、今年デビュー15 周年を迎える新潟在住アイドユニット・Negicco、東京⼥⼦流、つばきファクトリー、またオープニングアクトとしてWHY@DOLLが出演した。

この日登場したのは、楽曲の良さとパフォーマンス力の高さで定評のある4組。楽曲志向 & スキル重視のファンにとっては嬉しい顔合わせとなった。

まずステージに登場したのはオープニングアクトを務めるWHY@DOLL。新曲『Sweet Vinegar』で幕を開けた。今回の新曲は失恋ソング、ダンスに定評のある二人だが今回は特にそのせつなさを表現した歌の魅力が存分に出ている。

そしてニューシングルのカップリング曲『Don't Ask Me Why』をこの日初披露。青木千春さんが「大人の女性の失恋ソングとなっています」と紹介すると、浦谷はるなさんは「新曲2曲とも失恋の曲ということで、悲しそうなWHY@DOLLを見ていただければ」と話し、笑いを誘った。この曲は初めてメンバー自身による振付で、青木さんは「かっこいい感じでダンスを作ったのでぜひ見てください」とアピール。せつなくも激しいダンスで魅了した。その後は昨年発売のアルバムから人気曲『Tokyo Dancing』と『恋なのかな?』で序盤から場内を熱く盛り上げた。

続く、つばきファクトリーは昨年の日本レコード大賞 最優秀新人賞受賞曲『就活センセーション』からスタート。この日最も多い9人での圧巻の熱いパフォーマンスで会場の空気をつかんだ。一方で涼やかで可憐な雰囲気の『うるわしのカメリア』やさわやかな『春恋歌』など、楽曲のバリエーションの豊かさを見せつけた。

MCではサブリーダーの小片リサさんが「共演者の皆さんのなかでも一番新人のグループですので、今日はフレッシュに盛り上げていきたいなと思います!」と意気込み、また開演前にほかの共演グループに挨拶に行った時のことを話し、「みなさん存在感やオーラをすごく感じたので、私たちももっと頑張らなければと思いました」と語っていた。この日は7月18日発売のシングルから『純情cm(センチメートル)』も元気にパフォーマンス、観客を喜ばせた。

赤と黒を基調としたビビッドな新曲衣装で登場した東京女子流は、まず『鼓動の秘密』『ヒマワリと星屑』といったライブ定番曲からスタート。挨拶代わりの"これぞ女子流"という曲で、久しぶりにライブを見たという人もすぐに女子流ワールドに取り込んでいった。だがその直後、新曲『キスひとつで』で、サウンド的にもパフォーマンス的にも最新の女子流を披露しあっと言わせる。リーダーの庄司芽生さんは「今までの女子流にはない破壊的な曲になっています」と紹介した。

その後新曲『kissはあげない』を披露。「サビの振りに注目してほしい」と新井ひとみさん。「『kissはあげない』といってるんですけど、キスを欲しがっている女の子の気持ちを表しています」というと、庄司さんも「恋をしている女の子の姿を歌って踊って表現しています」とアピールした。その後は『ミルフィーユ』『Attack Hyper Beat POP』などの人気曲で会場を熱く盛り上げた。

そして2日間のイベントのオーラスを務めたのは、"T-Palette Recordsの顔"的存在のNegicco。おなじみのオープニング曲で登場し、『江南宵歌』からライブをスタート。「TパレがなければNegiccoの15周年はなかったです」と感謝を表した。

この日登場した中では一番のお姉さんグループの3人。共演者について「ほわどるちゃん、すごく可愛い!」「つばきファクトリーはすごくパワフル!」などと絶賛。特にメンバーのNao☆さんは「女子流さん、デビュー当時から大好き!」とまるでファンのような目になっていた。

ライブ後半、『ネガティヴ・ガールズ!』『トリプル!WONDERLAND』『さよならMusic』といったライブ人気曲で場内の盛り上がりが最高潮になる中、2日間のイベントの幕をおろした。

※「つばきファクトリー」の画像については入手でき次第追加で掲載させていただく予定です。

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