モーニング娘。'16が、主演舞台『続・11人いる!東の地平・西の永遠』(6月、京都・東京で上演)の製作発表会見を25日、都内にて開催した。本作では、Wキャストで全メンバーが二役ずつ演じるほか、舞台演出としてマジシャンの原大樹が参加、メンバーが舞台で"イリュージョン"を披露するなど、新たな挑戦もいっぱいだ。工藤遥さんは、この日の冒頭のパフォーマンスで、習いたてのイリュージョンを披露。「楽しいな!と思ったんです。超能力が。 今後モーニング娘。と並行して、超能力者としての活動も極めたいです!」と、すっかり超能力者になった気分の様子だった。 モーニング娘。にとって『LILIUM-リリウム 少女純潔歌劇-』(2014年)、『TRIANGLE-トライアングル-』(2015年)に続く主演舞台となる本作は、萩尾望都の同名漫画が原作。今回はメンバーがオールWキャスト。メインの「タダ」役を工藤遥さんが、「フロル」を小田さくらさんが演じる"WEST"、「タダ」役を石田亜佑美さん、「フロル」役を工藤さんが演じる"EAST"の2つの組がある。両方の組にメンバー全員が出演。WESTとEAST、それぞれの衣装が違うとのことでこちらも楽しみだ。 リーダーの譜久村聖さんは「今回はみなさんをたくさんびっくりさせたいと思います。私は"バセスカ"として初めて男役をやりますが、王様としての使命感だったり悩みは、モーニング娘。'16のリーダーとして同じものを感じるところがあるので、自分らしく演じられたらと思います」と抱負を語った。 現在のところ、モーニング娘。'16のメンバーは12人。だが、5月いっぱいでメンバーの鈴木香音さんが卒業。6月からのこの作品が、タイトル通り、11人として最初の仕事になる。 工藤さんは原作を読んで、「11人のメンバーが協力していく姿が、モーニング娘。'16の活動にも重なる部分があるので、この舞台も11人が協力して、『11人だからできた』と言われる作品にしたいなと思います」と自分たちと重ね合わせた。 今回はWキャストで、それぞれ自分と同じ役を演じるメンバーがいるということで、リーダーの譜久村さんは、「ライバル心が芽生えると思いますが、仲間割れだけはしないように」と心配しつつ、「でもみんな本気なのでケンカしちゃうかもしれません」と微笑んだ。 そんな中、石田さんは「私は小田さくらちゃんと同じ役(フォース)を演じますが、(小田は)歌に対しての自信はあると思うんですけど、負けないように頑張るという気持ちは持っていたい」と意気込むと、小田さくらさんも「絶対に負けない!」と勢いいっぱいに応戦。工藤さんが「ケンカはやめて!」と止める一幕も。 また現在最も後輩の12期メンバー・牧野真莉愛さんは、「譜久村聖さんと同じ役(オナ)を演らせていただくのですが、先輩に負けないように頑張りたいなと思います」と意気込み、そんな姿を見た石田さんは「いい意味で"向上効果"、ん!? 相乗効果が出ると思うので、それがよりモーニング娘。のパワーアップにつながれば」と"天然"な一面も見せつつ語った。 最後にこの作品で披露するイリュージョンにちなんで、"もしこんなイリュージョンが使えたら…"という質問には、「(着ている衣装の)マントをひゅっとやったらいなくなって、違う場所に瞬間移動したい」(野中美希さん)、「全人類が仲良くなれますように」(羽賀朱音さん)など、牧野さん以外それまでおとなしかった12期メンバーをはじめ、全メンバーが先を争うように発言、中には"それはイリュージョンなのか!?"とツッコミたくなるものも含め、元気いっぱいに語っていた。 最後に工藤さんは「Wキャストだったり、イリュージョンだったり、初めての挑戦がたくさんある舞台。11人で協力して頑張っていきたいです!」と意気込んだ。 モーニング娘。'16主演 演劇女子部『続・11人いる!東の地平・西の永遠』は6月11日(土)、12日(日)京都劇場、16日(木)〜26日(日)東京・池袋サンシャイン劇場で上演。 続きはこちら(元サイトへ)
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