7月18日、映画「人狼ゲーム ビーストサイド」の詳細が発表され、主演に女優の土屋太鳳さんを迎えて8月30日に公開されることがわかった。 本作はTV、アプリ、小説、コミックと様々な形態でブームが鳴り止まない「人狼ゲーム」をモデルとし、桜庭ななみさんが主演した『人狼ゲーム』の「人狼」側の視点から描いた続編。メガホンを取るのは前作に続き、ベルリン国際映画祭 最優秀新人作品賞を日本人初受賞した熊坂出監督だ。NHK連続テレビ小説「花子とアン」、『るろうに剣心 京都大火編/伝説の最期編』など、数々の映画・ドラマ・CMと出演が続く、今大注目の土屋太鳳を主演に迎え、徹底したリアリティで極限の心理戦をえぐりだす。 また、共演にはファッション雑誌「Seventeen」で専属モデルとして活躍しながらも、『渇き。』で強烈なインパクトを残した森川葵さんや「仮面ライダー電王」NEW電王に抜擢され、最近では、日本テレビ系ドラマ「弱くても勝てます」で話題の桜田通さんらが飾る。その他、2013年ViVi専属モデルオーディションでグランプリを受賞した佐久間由衣さんや、2013年第26回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストにてグランプリを受賞した國島直希さんなど、新世代を代表するキャストが総出演で展開される決死の惨殺エンターテインメントが完成した。 映画「人狼ゲーム ビーストサイド」は8月30日より、新宿武蔵野館他で全国公開される。 ●土屋太鳳さんコメント この作品の世界のどこにリアリティを感じたらいいのか分からなくて、迷いました。でもある時から、この作品は日常生活を凝縮した世界なんじゃないかと思ったんです。由佳たちは理由もわからず集められて一方的に指示されて、理解できても理解できなくてもゲームがどんどん進んでいって、生き残るために自分を見失うほど必死になってしまうけど、よく考えたら、学校とか会社もそういう部分があると思います。そして、自分が存在する環境が自分とすごく合わない場合は、環境が人を壊していってしまうことも、本当に悲しくて残念だけど、あると思うんです。この作品の撮影自体も、ある日突然キャストが集められて役を割りふられて、それを必死で演じるっていう点では人狼ゲームそのものだと感じたので、ある意味すごくリアルではありました。だから、理不尽なものに巻き込まれていくと人はどうなってしまうのか、由佳として、ただ必死で生きることに集中しました。 キャストの皆さんは、どの人も本当に凄かったです。順撮りだったのでストーリーが進むとキャストがどんどん減ってしまって、あんなに賑やかだったのに…と胸が締め付けられそうに悲しかったし、口にする台詞も全部苦し過ぎたし、なんでこんなことになったんだろうと怒りを覚えながら突き進むしかなかった。それが人狼ゲームそのものだと分かっていても心は折れそうになるし、もうやめよう、とも思いました。でもクランクアップまで由佳として生きることが出来たのは、このメンバーだったからだと思います。そして監督はじめスタッフの方々が、人狼の世界をつくり上げ、守ってくださったからこそ、このメンバーでこそ表現できた何かを掴むことが出来たと思います。全ての方々に、本当に感謝してます。 正直な気持ちをいうと、この作品を「たくさんの人に観ていただきたい」とは、今はまだ言う自信がありません。なぜかというと、私は「これは取り返しのつかない悲劇だし、こうなっては絶対にいけないんだ」と強く思いながら演じたんです。ただ、その気持ちが伝わるためには私自身が本当に苦しまないと伝わらないと思ったので、正真正銘苦しんだんです。だから今はまだ、自分で映像を観る勇気がなくて…自分で観る勇気がないものを「ぜひ観て下さい!」とはいえないじゃないですか?それってプロとしては未熟過ぎというか、女優だって名乗る資格が無いとも思うけど…でも、はっきりお伝えしたいなと思うことはあるんです。この作品に出会う人が、自分を本当に大切にするってどういうことなのか、本物の生きる実感ってどこにあるのかって感じたり考えてくれたらと心から願うし、生きてるといろんなことがあるとは思うけど、同じ時代をあがきながら皆で一緒に歩いていきたい、とお伝えしたいです。 (C)2014川上亮/AMG出版・「人狼ゲーム BEAST SIDE」製作委員会 ■関連ニュース 土屋太鳳 松井愛莉 広瀬すず 母の日の感謝はカーネーションとガーナのチョコで! (2014年05月08日) ■関連リンク 映画「人狼ゲーム」オフィシャルサイト 続きはこちら(元サイトへ)
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