「ヌイグルマーZ」など異色の作品で知られる井口昇監督が今回メガホンを取ったのは、山田悠介氏の同タイトルのベストセラー小説の映画化だが、「原作はものすごく壮大なお話。そのまま映画化すると10億円はかかるが、そこまでの予算はなくて頭を悩ました。そこで、映画の中に原作本を登場させて、原作本を攻略本にして登場人物の物語が進んでいく。原作を読んだファンの方も先が読めない展開で、ハラハラドキドキする作品になっています。」と、井口昇監督は紹介した。 また、この作品は、70~80年台に映画界に旋風を巻起こした角川映画へのオマージュが込められているといい、キャスティングや演出にかつての出演俳優を意識したところがあるという。「山田くんは背が高くて渋さのある松田優作さんをイメージしました。」と井口監督が明かすと、山田裕貴さんは、「かけ離れすぎて、言葉が浮かばない。そうなれるように頑張ります。」と恐縮することしきりだった。 続けて監督が、「大野さんはヒロインなので、薬師丸ひろ子さんのイメージです。」と話すと、NHKのテレビ小説「あまちゃん」で薬師丸ひろ子さんと共演もしている大野いとさんは、「大ファンなので嬉しい。恐縮です。」と驚いた。さらに、「大野さんは息子さんの松田龍平さんとも共演しているので、やっぱり松田優作さんも加えて、"野獣死すべし"の目を見開いた感じを再現してもらいました。」と意外な種明かしを監督に聞かされた大野いとさんはしばらく言葉が見つからず、「コメントがしづらいですが、この気持を忘れずに明日へ繋げたいです。」とタジタジだった。 イベントには、ゆるキャラのレルヒさんと、金田一耕助に扮装したカラテカの矢部太郎さんも応援に駆けつけ、会場を盛り上げた。 映画「ライヴ」は、5月10日(土)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほかロードショー http://youtu.be/ff4bxfVupJk (C)2014「ライヴ」製作委員会 ■関連ニュース 山田悠介のベストセラー「ライヴ」 映画化ヒロインは大野いと (2014年02月23日) 大野いと 写真集「ITO」は私の思い出帳 (2012年09月09日) ■関連リンク 映画『ライヴ』オフィシャルサイト 続きはこちら(元サイトへ)
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