今後注目のアイドルグループがAKIBAカルチャーズ劇場に集結したイベント「@ JAM PARTY vol.46」が12日、同劇場にて行われ、NEO BREAK、ハニースパイスRe.、メリーメリーファンファーレ、ワンダーウィード、そしてオープニングアクトに、せかいシティが登場した。
まずは「せかいシティ」のライブから。"世界"をテーマにした5人組グループで、世界旅行気分を味わえる楽曲を歌っている。この日は『上海は夜の6時』を皮切りに、全3曲、明るく弾けるようなダンスと歌を披露した。
オープニングセレモニーでは出演者全員がステージに登場し、「今年のお正月の過ごし方」をテーマにトーク。ワンダーウィードの佐倉ちひろさんは、おばあちゃんの家で「黒ひげ危機一発」をしたときのユニークな経験をツイッターに載せバズったエピソードを披露、さらに、それが東海地方の朝の情報番組でも紹介されたことに触れ、会場のみんなを感心させていた。
第1部のトップバッターは「NEO BREAK」。Overtureからバク転などアクロバティックな動きを見せ観客を驚かせた彼女たち。一気にノンストップで6曲をたたみかけた。ロックサウンドに乗せ、アクロバティックな動きも織り交ぜた、ハードで勢いいっぱいのステージングで、観客の目を釘付けにした。
続いて登場した「メリーメリーファンファーレ」は一転してガーリーな雰囲気の4人組。この日登場したグループの中では、唯一衣装が揃いではなく、メンバーそれぞれ色とりどりの個性を出していた。1990年代J-POPテイストを持ち味とし、どこか懐かしさを感じさせる楽曲をパフォーマンス。この日は『いつだって It’s all right!』などを披露した。振り付けもラブリーなものが目立ち、アイドルファンたちの心に刺さっていたようだった。
続く、ハニースパイスRe.は、1990年代のディスコサウンドを思わせるような楽曲を熱唱し、ステージ狭しと駆け回るパフォーマンスが印象的だった。昨年、現在のグループ名で再スタートした彼女たち。その1stシングル曲の『RENEW』や、『純情ナイトフィーバー』などを披露した。
そして第1部のトリを務めたのはワンダーウィード。王道アイドルソングだけでなく、可憐なルックスとは裏腹なロックサウンドに乗せてハードなパフォーマンスを見せる4人。『peace』を皮切りに、『恋に休みはない』など全5曲を披露した。
この日登場した5組はそれぞれが明確なコンセプトを持ち、まったく別々の個性を見せたが、そんなフレッシュアーティストたちのライブを一つのステージで観られることが@ JAM PARTYの醍醐味だと、改めて感じさせられるショーとなった。
なお次回、「@ JAM PARTY vol.47」は2月9日(日)、同じくAKIBAカルチャーズ劇場にて開催。出演は、アップアップガールズ(仮)、キミノマワリ。、notall、143∽、そしてオープニングアクトにHelloYouthが登場する。
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