2019年9月20日金曜日

元HKT48 兒玉遥が舞台初出演 女性記者役で猟奇殺人に挑む

6月にHKT48を卒業した兒玉遥さんが13日、出演するラブサスペンス舞台『私に会いに来て』の初日を東京・新国立劇場で迎えた。

韓国映画『殺人の追憶』の原作となった舞台劇を日本版として製作。ミュージカルや特撮ドラマなどマルチに活躍する藤田玲さんが主演のキム・インジュン刑事を務める。16日までの東京公演に続き、19・20日には大阪・サンケイホールブリーゼにて上演される。

実際に1980年代後半に起きた猟奇殺人事件をもとに創作された本作は、残虐な犯人の逮捕に人生を懸け、もがきながら闘い続けた刑事たちの人間模様を描く。捜査上に浮かぶ様々な容疑者に翻弄され、出口のない迷宮の果てに彼らが見たものは…。

兒玉さんは、刑事らに深く関わり捜査に協力するパク・ヨンオク記者を演じる。平成仮面ライダーシリーズなどに出演する中村優一さんが演じるチョ・ナンホ刑事との秘められた関係が見どころだ。

囲み取材で児玉さんは、「みんなで丁寧に積み上げていって、とてもいい作品に仕上がっていると思います。100%良かったって思える舞台なので、ぜひいろんな人に観に来てもらいたいです」と意気込み。「稽古中は上手く出来なくて悩んだ」と振り返りつつも、演出家のアドバイスや他の出演者の協力で乗り越えたそうで、「今までの稽古を信じて本番に挑むのみ。自信はあります!」と胸を張った。「メンバーの何人かも観に来たいと言っていたので、"私に会いに来て"と言いました」と笑っていた。

共演は、アイドルユニット「きゅい~ん’ズ」の西葉瑞希、「SUPERNOVA」のグァンス、ミュージカルからストレートプレイまで多方面で活躍し、映画『記憶にございません』など数々の映像作品にも出演するベテラン栗原英雄など。

『私に会いに来て』

原作:キム・グァンリム
演出・映像:ヨリコ ジュン
上演台本訳:後藤温子
東京公演:9月13日~16日 新国立劇場 小劇場
大阪公演:9月19日・20日 サンケイホールブリーゼ
公式HP https://www.watashiniainikite.com/

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