2016年解散した「乙女新党」のリーダーで、その後、自らがプロデュースする「いちごみるく色に染まりたい。」のメンバーとしても活動してきた高橋優里花さんが、19日に都内で行われた「いちご~」の1周年記念ライブで卒業し、芸能界からも引退をした。
ライブは「いちご~」のオリジナル曲のほかに、「乙女新党」のカバー曲も披露し、乙女新党時代から応援を続けていたファンの胸をさらに熱くさせた。また、これから5人体制となるメンバーに高橋さんが残したオリジナル曲『ハートピース』も初披露された。
他のメンバーに遅れて加入しながらも、高橋さんを人一倍慕っていた仲野りおんさんは、ライブの最中にも何度も高橋さんに抱きついて別れを惜しんだ。最後の挨拶では「優里花ちゃんと一緒に活動できてよかったけど、ホントはもっとやりたかったので全然足りない。ずっと優里花ちゃんと一緒にやりたかった。でも、卒業しちゃうから頑張ります」と涙ながらに語った。
優里花さんが手作りしたお揃いのTシャツで、最後に再び6人で『ももいろラブモーション』を歌ったあと、優里花さんはメンバーとファンにあいさつをした。
「この5年間、アイドル人生をありがとうございました。20歳になったらアイドルは辞めるって、乙女新党の時からずっと決めていました。このグループをここまで成長させることが出来て、私はやり切ったなとすごく思います。
乙女新党のときからずっとついてきてくれたファンも、最近の人も、久し振りに来てくれた人もいて、本当に今日は会場にいろんな人の顔が見れて嬉しかったです。今は目標を達成した気持ちで満たされています。
私はアイドルをやっていて、ほんとうに楽しかった。これからはみんながアイドルがすごく楽しいということを知らせていってください。いつでも衣装とか作りに行くから、みんなも頑張って行ってね。みなさん、今日は集まってくれてありがとうございました」
6人は最後につないだ手を上げて、客席に向かって「ありがとうございました!」と挨拶をしてライブを締めくくった。
5人となった「いちご~」は、想いも新たに「新体制お披露目ライブ&そらみ生誕祭」を11月26日に恵比寿CreAtoで開催する。
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