歌手の大原櫻子さんが9日に、秦基博さんの作詞作曲プロデュースによる7枚目のニューシングル『マイ フェイバリット ジュエル』を発売。11日にはそれを記念し、東京・お台場パレットプラザにて、アコースティック編成でのフリーライブを開催した。ライブでは、ニューシングルのカップリングに収録された『Jet Set Music!』を初披露し、ファンとともに大合唱した。
大原さんのアコースティックライブは昨年7月3日川崎ラゾーナプラザ以来。当日は朝から雨が心配される空模様だったが、大原さんの元気な掛け声とファンの大きな歓声で、雨も吹き飛ばすかのようにスタート。
ライブはこの時期にぴったりのナンバー『真夏の太陽』で勢いよくスタート。MCでは「天気が悪いから屋根が着いてしまってごめんね~。でも私のライブはぜひ皆さんにも歌って盛りあがってほしいので!よろしくね」とファンを気遣いつつも元気に盛り上げて、2曲目に発売されたばかりの新曲『マイ フェイバリット ジュエル』を歌い出す。『真夏の太陽』とは違った爽やかな清涼感のあるサマーソングで、情感溢れる歌声にファンも思わず聴き込んでいた。
そして3曲目はニューシングルにカップリング収録の『Jet Set Music!』を初披露。「緊張するよー!カップリング曲を初披露しようと思いまーす」と語った大原さん。この曲はサビ部分をファンと一緒に歌いたいとの本人の気持ちが強く、イベント直前にそれを生歌でレクチャーした動画も話題となった。
その動画を「みんな覚えている?準備はいい!」と煽って勢いよくハイテンションな歌い出しでスタート。本人のイメージ通りにサブ部分は見事にファンも一体となって曇り空を吹き飛ばす様な大合唱で盛り上がった。
4曲目は打って変わって出世作ともいえる応援歌『瞳』を、低域から高域まで益々パワーアップした歌唱力で魅了。「今日も本当に雨を心配してたんです。でも音楽の時は晴れ女パワーが出るんですが、(いま撮影中の)ドラマの時は雨も多かったりするんですよ~」と語る。そして「最後に聴いてください」とCDデビュー曲の『明日も』でイベントを締める…かと思いきや歌い終わった後にステージから動かず考え込む様な仕草を。そして「もう1曲歌っても良いですか?」と。
天候が危ぶまれる中でも集まってくれた大勢のファンのためにもう1曲歌いたいと思い、出てきた言葉だった。ちょっと考え込み、ファンのさまざまな曲のリクエストの声も聴き、ゆっくりアカペラで歌い出したのは、ファンにも人気の高いバラード曲『ちっぽけな愛のうた』。サプライズの歌唱だったため、1番は全てアカペラ歌唱でファンも感動し、1番以降はアコースティックセットでの歌唱。声の伸びも素晴らしく感謝の気持ちのこもったラストナンバーとなった。
撮影:田中聖太郎
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