4人組ガールズグループ・Maison book girlが初の全国ツアー『Solitude HOTEL 3F』のファイナル公演を9日、赤坂BLITZで開催した。またライブ終了後には7月19日にニューシングルが発売されることが告知された。
4月2日・新潟・LiveHouse柳都SHOW!CASE!!公演からスタートし、名古屋、福岡、札幌、大阪を巡ってきた本ツアー。昨年11月に行われたメジャーデビュー直前のワンマンライヴはshibuya WWW Xだったが、一気に広くなった会場の規模は、ここ数ヶ月で急速に高まった彼女たちの人気を如実に示していた。
メジャー1stアルバム『image』でもオープニングを飾っているインストナンバー『ending』が始まり、ステージを覆っている紗幕にさまざまな風景をコラージュした映像が流れた。紗幕の向こう側に4人が登場すると、観客から熱い歓声。そして『sin morning』がスタート。真っ白な紗幕はステージを覆い続け、歌いながら踊るメンバーたちの黒いシルエットがミステリアスに揺らめく。そして、曲が終盤に差し掛かると幕は切って落とされ、姿を現した矢川葵、井上唯、和田輪、コショージメグミ。ドラマチックなオープニングであった。
その後も『end of Summer dream』『veranda』『faithlessness』という順番で曲が披露され、アルバム『image』の構成通りにライブは進行していった。MCを間に一切挟まず一気に曲を届け、メンバーたちのポエトリーリーディングによる『opening』へ。コショージ作による詩に耳を傾ける観客たち。幻想的な空気の中、本編の幕を閉じた。
アンコールのステージでは4人それぞれが順番に想いを語った。
「私はずっと自信がなさすぎて、大勢の人の前で喋るのが怖くて。でも、みなさんが見つけてくれたことで、みんなの自慢の和田輪になりたいと思いました。これもひとえにみなさんのおかげだと思っています」(和田)
「昔から一人で行動するのが好きで、友だちも少ないんですけど(笑)。人と密に接するのが苦じゃないのが珍しくて。くさいことを言うけど……この3人のメンバーと会えたのは運命じゃないかなと思っています」(矢川)
「ブクガのことを考えることが増えました。地元がめっちゃ好きだったのに、自然とブクガがある東京が同じように好きになっています。ブクガのこと、3人のこと、スタッフさん、みんなのことが好きなんだなと。ブクガをもっと広めたいと思いました」(井上)
「音楽を続けられたらいいね?アイドルの2年半はバンドだと7年くらいの価値があるのかもしれない。犬の年齢みたいに(笑)。みんなの手を離さないようにするので、応援をよろしくお願いします!」(コショージ)
メッセージが届けられた後は、『cloudy irony』『lostAGE』『bed』『snow irony』『bathroom』を連発。そして、「今日の景色をみんなの角膜に閉じ込めて、一生消えませんように!」とコショージが言い、最後に披露されたのは『lastscene』。「以上、Maison book girlでした。ありがとうございました!」と挨拶をして、ステージを後にしたメンバーたち。ステージ上のスクリーンに「Maison book girl 2017.0719 new single release」という文字が浮かび上がると、大喜びの歓声が上がった。
撮影/稲垣謙一
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