7人組アイドルグループ・アップアップガールズ(仮)メンバー、仙石みなみさんと佐藤綾乃ささんが今秋の予定でグループを卒業することが28日、所属事務所から発表された。仙石さんはアプガを始める前からの夢であった女優の道を選び、佐藤さんは人生の次なる挑戦をしたいと、芸能界から卒業する意向を明かした。
2011年の結成以来、不動の7人で活動してきたアプガ。昨年には念願だった日本武道館での単独公演を実現した。公演開催の発表をした前後から、今後の夢の話をしていく中で、二人から卒業の話が出たという。そして話し合いを繰り返した結果、今回の結論へと至った。
仙石さんは足の怪我や喉の負傷を抱えながらパフォーマンスを続け、体がついていかず、満足のいくパフォーマンスができず、「悔し涙を流したり、人前に立つことが怖くなったりすることもありました」と明かした。「それでも歌うこと、踊ることが大好きで、支え合える熱い仲間がいて、心から応援してくれるアプガファミリーの皆がいて、ここまでやってくることができました」と感謝を表した。
そして今後の人生について「自分がアプガを始める前からやりたかったお芝居」の道を歩む決意を表した。「いつも大好きなお芝居のことは胸にあり、いつか自分の情熱をかけたい、自分を試して悩んでかけていきたいと考えていた場所でした。今までは常に 6 人と一緒に同じ道を歩き、支えてもらえていましたが、今度は自分自身への挑戦、自分の夢に挑んでいきたいと思い、26歳になる私にとって今以上の大きな挑戦になりますが 一人で立ち向かう決心をしました」と意気込みを綴った。
一方、「私、佐藤綾乃は 8 年間のアイドル人生にピリオドを打ち、私の人生において次なる挑戦をすることを決心しました」と発表した佐藤さん。「小さい頃から誰かのために何かをしたり、誰かの喜んだ顔が見たいから何かをしたり、そんなことが好きでした」という彼女は、アプガとして多くのファンを楽しませてきた。
そして22歳になり、人生の次なる挑戦をしたいと考えるようになり、「アプガを卒業して、アイドルとはまた違う形で、人を笑顔に出来る職に就きたいと思っています。不安もありますが自分の新しい人生にワクワクもしています。アプガとして最後まで一人でも多くの笑顔を増やせるようにしっかりと走り抜いていきたいと思います」と思いを明かした。
なお二人は7月17日まで続くツアーをはじめ、現在発表されているイベントに関しては予定通り出演する。
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