NGT48初の単独コンサート「NGT48 1周年記念コンサートin TDC ~Maxときめかせちゃっていいですか?~」が20日、TOKYO DOME CITY HALLにて開催された。NGT48劇場オープン1周年の記念として行われた今回のコンサート。NGT48にとっては、初めての単独での開催となる。
本編は、東京駅で、高倉萌香さんが上越新幹線「Maxとき315号」に乗車する映像からスタート。Maxとき315号の東京~新潟間と同じ「2時間7分」で公演本編を上演する特別企画であることが発表された。
そして、NGT48カラーの赤と白の新しい衣装に身をつつんだ26名が登場し、初のオリジナルソング『Maxとき315号』でオープニングを飾った。26名全員で欅坂46の『サイレントマジョリティー』を披露し会場を驚かせる場面も。
ユニットパートでも、新しい楽曲に挑戦。中井りかさんが、憧れの元NMB48渡辺美優紀のソロ曲『わるきー』を『わる姫(き)―』として披露。また、本間日陽さんなどのダンススキルの高いメンバーによる『風は吹いている』、加藤美南さんがアクロバットを交えながら披露した高橋みなみさんのソロ曲『愛しさのアクセル』、北原里英さん・柏木由紀さんによる『となりのバナナ』など、多彩な楽曲が続いた。中井さんは「人生で一番緊張した」と語り、さらに衣装の匂い嗅ぎまくったというエピソードまで披露した。
MCでは、劇場公演で好評だったコーナー企画「ボブスの部屋」が復活。佐藤杏樹さんがMCを務める、(かつて)ボブスタイルの中学生メンバーが年上メンバーをイジり倒す企画だ。今回のターゲットは、柏木由紀さん。新潟の劇場になかなか来れないことをツッコまれたり、高倉さんの謎の動きのマネを強要されたり…。
中盤からは、この1年を回想する演出も。『PARTYが始まるよ』では劇場オープン時、『君はどこにいる?』ではドラマ『ひぐらしがなく頃に』、『帰郷』では新潟で開催された総選挙、『走れペンギン』では優勝した大運動会と、充実の1年を映像で振り返りながらパフォーマンスを繰り広げた。
そして、いよいよMaxとき315号の旅も終着駅へ。新潟の手前の駅・燕三条を、『最終ベルが鳴る』のパフォーマンスとともに出発し、本編最後の『未来の扉』を歌い終えると無事に、高倉さんが新潟駅に降り立った映像が流れ、ちょうど2時間7分(本編のみ)のコンサートは終了と
なった。
アンコールでは、最年少の小熊倫実さんが法被姿で登場し、「はっ!」「そーれ!」との勇ましい掛け声とともに自分の背丈よりも大きい大太鼓のパフォーマンスを披露し、『佐渡へ渡る』のパフォーマンスへとつなげた。そして最後に、もう一度全員で『Maxとき315号』をパフォーマンスして、初の単独コンサー
トを締めくくった。
その後デビューシングルが4月12日にリリース決定、そして初代センターには中井りかさんが選ばれたことがサプライズ発表され、観客を驚かせた。
サプライズ発表の模様
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