AKB48グループによる恒例のライブイベント「リクエストアワー セットリストベスト100」が21日と22日の2日間、TOKYO DOME CITY HALLにて開催。22日の夜公演で、第1位はNGT48初のオリジナルソング『Maxとき315号』と発表されたが、昼公演でもさまざまな話題が盛り上がった。
AKB48グループの劇場公演楽曲、シングル曲およびカップリング曲、アルバム楽曲などの対象楽曲全969曲の中から選ばれたベスト100が決定するランキング形式のコンサート。
昼公演は、50位には『抱いてツインテール』、49位には『私はブルーベリーパイ』となり、まったく同じメンバーのユニット曲が2曲続けてランクイン。10年の長いリクアワの歴史の中でも、今回が初めての珍記録となった。毎年注目されるグループにとって大切な数字の第「48」位には、SKE48のチームEが劇場公演で行っている『バラの儀式』、また、46位には奇しくも46thシングル『ハイテンション』がランクインした。
「須藤凜々花の"教えて先輩"リターンズ」には、同じくリクアワ定番のトークコーナーの「帰ってきた『みゃおの部屋』」のMCを務める宮崎美穂さんがゲスト出演。宮崎さんを「再ブレイクの鬼」として、芸能界での生き残り術を質問していた。
ゴルフ番組を始めたばかりの柏木由紀さんに、ゴルフが得意なSKE48の山内鈴蘭さんと後藤楽々さん、HKT48の山本茉央さんがゴルフレッスンする企画も。3人のあまりのレベルの高さに、柏木さんは「辞めようかな…」と弱気になり、空振りをしてしまい、最終的には 山内さんをコーチに指名し、来年のリクアワで上達した姿を見せることを約束した。
先日単独コンサートを行った16期研究生の自己紹介も行われたが、佐藤美波さんが「大勢の人が怖い…」と怖気ついてしまったり、緊張のあまり田口愛佳さんが披露しようとした早口言葉が出なくなってしまうなど初々しさ全開。一方、武藤小麟さんは、実姉の武藤十夢さんに「お風呂に先に入っちゃう」と姉妹のクレームを2,000人の観客の前で堂々と言っていた。
ランキングでは、HKT48の楽曲が目立った。森保まどかさんのピアノ演奏が印象的な『恋の指先』(38位)、プラチナガールズによる『HKT城、今、動く』(35位)、卒業を発表している若田部遥さんがセンターを務める『カメレオン女子高生』など6曲がランクイン。
注目された比較的最近リリースされたヒットシングルは、46位に『ハイテンション』、42位に『翼はいらない』、31位に『LOVE TRIP』、27位に『365日の紙飛行機』と、夜公演を待たずにランキングに登場し、会場を驚かせていた。
さまざまなトークコーナーが乱立するリクアワにあって、異彩を放つ新たなトーク企画が登場。その名も、木下百花さんの別キャラという「皇輝音翔(きねらぎ きねと)の愛の部屋」。MCだけのために呼ばれたという、木下さんは、おびえるチーム8の小栗有以さん、倉野尾成美さん、坂口渚沙さんに対し、「潤んだ瞳で!」「渚沙が一番タイプ」と好き勝手放題。2回目のゲスト山本彩さんから出たクレームに対しては、「全員抱いちゃえばいいじゃん!」と謎のキメ台詞を残し颯爽と去っていった。
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