歌手の新山詩織さんが全国ツアー2016-2017「ファインダーの向こう」のファイナル公演を21日、東京・TSUTAYA O-EASTで開催した。
昨年11月30日に発表された3rdアルバムをタイトルに冠し、12月18日に地元・埼玉からスタートし、札幌、仙台、福岡、大阪、名古屋…と、年をまたいで行われた全国ツアー。この日のライブは、アルバムのオープニングにもなった『あたしはあたしのままで』からスタートした。
MCでは、昨年一番の挑戦だったという、初めてのドラマ出演(月9ドラマ『ラヴソング』に宍戸春乃役で出演)についても話題に。このドラマと楽曲をきっかけに、新たなファンを含めたくさんの出会いが彼女にもたらされたと語り、その劇中歌で、福山雅治作詞作曲『恋の中』を披露。詞のひとつひとつ、音のひとつひとつを大切に綴り、今まさに恋をしている幸福感と切なさがじんわりと染み渡っていくような歌声で観客を魅了した。
その後もアルバム収録曲を中心に、映画『古都』のエンディング曲としてカバーした中島みゆきの名曲『糸』や、『冬スポ WINTER SPORTS FESTA 16』公式テーマソングとなった『Snow Smile』などを披露した。
本編最後の曲『隣の行方』を歌い、止まない"詩織コール"を受けて登場した新山さん。ファンへの感謝の気持ちを伝えながら感極まって一瞬言葉に詰まると、「言葉で言うよりも歌で返したほうがいいと思うのでと『名前のない手紙』を歌った。そしてアンコールの最後にメジャーデビューシングル『ゆれるユレル』を歌い、ステージの幕を閉じた。
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