2月9日、3月より公演予定の宮本亜門の演出によるミュージカル「ウィズ~オズの魔法使い~」の稽古場会見が都内で行われ、Wドロシー役の梅田彩佳(NMB48)と田野優花(AKB48)が、共演者らと登場した。 記者会見の前には、実際の稽古どおりに舞台セットを使用して楽曲を披露した。昨年10月にAKB48グループの希望者108人から行なわれた最終オーディションでは、緊張と不安で硬い表情を見せていた二人も、この日はすっかり自信をつけ、堂々としたドロシーを演じて、その成長ぶりをうかがわせた。 3年前に当時AKB48だった増田有華の主演で行なわれた1回目の上演も手がけた演出の宮本亜門氏は、今回のオーディションを振り返り、「梅田さんは1回目のオーディションでも、梅田さんの次に考えていた。3年経って誰より勉強してきたし、実力が上がってきたので、この人のドロシーが見たいと思った。田野さんは一回目の時は"疲れてやる気がないなら帰っていいよ"と言ったら、真っ先に帰ったので、もう来てくれないかと思ったけど、今回のオーディションでは壮絶なダンス力と感性で、この子は変わるぞと予感させた。それで、あえて二人にお願いしました。田野さんには"もう辞めないでね"と、梅田さんには"卒業公演にしないで"と言ってあります。」と話した。 梅田彩佳さんはそれに「そうならないように頑張ります。」と苦笑いし、田野優花さんは「1回目は本当に申し訳ないと思った。今回は心の底から受けたいと思った。本気です!」と熱意を表した。 稽古が始まって、「AKB48の活動では、個人に対して指摘をされることが少なくて、稽古場でいろいろなアドバイスがいただけて嬉しい。普段と違って毎日が刺激的です。」と田野優花さんは言い、梅田彩佳さんは「他にもAKB48の中で頑張ってるたくさんの中から選ばれたので、代表として頑張らなきゃと気を引き締めています。」と気持ちを新たにしていた。 ウィズを演じる陣内孝則さんは「前回、自分の顔をセットにお金をかけてもらったので、再演も呼んでもらえると確信していました。」と挨拶して場を和ませ、「最年長として引っ張って行きたい。ドロシーの彼女たちにもみっちりレクチャーします。」と意気込んでいた。 ■スーパー・ソウルフル・ミュージカル『ウィズ~オズの魔法使い~』 ◇原作:ライマン・フランク・ホーム『オズの魔法使い』 ◇脚本:ウィリアム・F・ブラウン ◇作詞作曲:チャーリースモールズ ◇翻訳・演出:宮本亜門 ◇出演 梅田彩佳・田野優花(ダブルキャスト) 佐賀龍彦【LE VELVETS】/エハラマサヒロ/小柳ゆき/瀬戸カトリーヌ/仲宗根梨乃/吉田メタル/陣内孝則 ほか ◇公演日程 【東 京】2015年3月8日(日)~3月22日(日) 東京国際ホーラム・ホールC 【大 阪】2015年4月3日(金)~4月5日(日) 梅田芸術劇場大ホール 【名古屋】2015年4月17日(金)~4月19日(日) 愛知芸術劇場大ホール 【福 岡】2015年4月25日(土)~4月26日(日) キャナルシティ劇場 詳しくは公式サイトにて。 http://www.parco-play.com/web/program/wiz2015/ ■関連ニュース 宮本亜門を唸らせた、まさかのWドロシー! 梅田彩佳 with 田野優花 (2014年10月22日) ■関連リンク ウィズ 〜オズの魔法使い〜 続きはこちら(元サイトへ)
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