2月18日、映画「駆込み女と駆込み男」(5月16日公開)の完成報告会見が都内で行われ、出演者の大泉洋、戸田恵梨香、満島ひかり、内山理名、樹木希林、そして原田眞人監督が登壇した。 本作は、井上ひさし氏が11年に渡って連載した「東慶寺花だより」を原案に、江戸時代に離婚調停を果たした駆け込み寺を題材にした作品。離縁調停人が男と女のもつれた愛の糸を解きほぐし、ワケあり女たちの人生再出発を手助けする、笑いと涙の人情エンタテインメントだ。 今回が時代劇初出演の戸田恵梨香さんは、「とても観やすくて笑えて涙があって、若い世代の方にも楽しんでもらえる作品。いろいろな年代の方にたくさん観て欲しい。」と挨拶した。 他の登壇者が緊張して会見に臨む中、ベテランの樹木希林さんは挨拶から「未だに題名が憶えられないんですけど。」と惚けて笑わせて場を和ませた。 大泉洋さんから「撮影が長引いても樹木さんは自分の時間で先に帰ったり、夕飯の準備をしてないから現場で食べていくとか、何でも自分で決めちゃう。」と明かされた樹木希林さんは会見でもマイペースぶりを発揮していた。 満島ひかりさんが「静かなシーンを撮っている合間に"鼻の穴"がきれいね"って、樹木さんから褒められて、普段だったら集中を切らさないようにする場面ですけど、たわいのない会話の中で撮るのもいいですね。」と振り返ると、「穴じゃなくて、穴の形よ。私も縦型の鼻の穴の形になりたかったわ。」と樹木希林さんはさらに笑わせた。 また、作品の感想を聞かれた戸田恵梨香さんは「映像も美しくて、時代劇だけれど、古さを感じさせず…」とゆっくりコメントをしていると、樹木希林さんは言葉に詰まっていると感じて「もういいんじゃないの?」と口を挟さみ、大泉洋さんから「ゆっくり喋ってらっしゃるんですよ!」とフォローされて笑っていた。 一方で、記者から"離婚は幸せのはじまり"という映画のキャッチフレーズについてどう感じるかと聞かれた樹木希林は「私は話が長くなるから大泉さんどうぞ。」といきなり話を振りった。「私はやっぱり家庭は全てだし、家庭がなくなるというのはつらい。娘がかわいくて仕方ないですけど、離婚すれば娘はたいていお母さんに取られますから、離婚はしない方がいいんじゃないでしょうか。」とタジタジしながら話した。 映画『駆込み女と駆出し男』は5月16日(土)より全国で公開。 ■関連ニュース 戸田恵梨香・満島ひかり出演映画「駆込み女と駆出し男」ポスターが公開! (2014年12月18日) ■関連リンク 「駆け込み女と駆け出し男」公式サイト 続きはこちら(元サイトへ)
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