女優の浅川梨奈さんが主演するホラー映画『黒い乙女 Q』の公開記念舞台挨拶が1日にシネマート新宿で開催され、北香那さん、三津谷葉子さん、佐藤佐吉監督とともに登壇した。
今年に入りすでに5本以上の映画に出演する浅川さんが主演する本作は、養護施設で育った孤児の少女が、裕福で優しい一家に引き取られ生活するが、家族のとある"秘密"を知ってしまったことにより、数奇な運命に巻き込まれてしまうストーリー。
撮影現場の雰囲気について浅川さんは「監督が親身になって相談を聞いてくださったり、アドバイスをくださったりするので、すごくやりがいも感じましたし、スタッフのみなさんがホラー映画とは思えないくらい賑やかで、メチャクチャ温かくて楽しい現場でした」と振り返った。
共演の北さんについて「テストの段階から100%でぶつかってくるので、私も100でぶつかっていった。まだカメラが回ってないのに、お互いボロボロに泣いちゃった。素敵な女優さんなのでご一緒できて嬉しかった」と笑顔。
撮影は楽しい雰囲気で行われたが、今回がホラー映画初挑戦だった北さんは"ホラー体験"の洗礼を受けたという。「トイレに入っているときに梨奈ちゃんが、ドアをドンドンと叩いて驚かしてきたんですけど、しばらくしてまたトントンって叩くから、"オイオイ"みたいな感じで出たら、私じゃないって」と半信半疑ながら浅川さんに確認すると「本当に違う。離れてメイクさんと話をしていたんで」と首を振り表情を硬くした。
初挑戦ながらホラーが大好きだという監督は、「徹底的に他の作品をパクリました」と観客を笑わせつつも、「誰も見たことのないホラーになったと思います」と自信をのぞかせた。「依頼を頂いたのが3月なんで、ゴールデンウイーク明けの撮影かなと思ったらその前に撮るって。普通だったら半年ぐらい練って書く脚本を2週間で書きました」と述懐。撮影自体も6日間で強行され、「人生で今までにない疲労で、これが遺作になるところでした。スケジュールがイチバンのホラーです」とさらに笑わせた。
「黒い乙女 Q」はシネマート新宿ほか公開中。「黒い乙女 A」は2019年8月16日より公開。
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