4にんぐみガールズグループ・東京女子流が23日、マイナビBLITZ赤坂にて、持ち歌全曲をフルコーラスで歌唱するライブの前半戦「STARTING OVER! “DISCOGRAPHY” CASE OF TGS-TGS00~TGS32-」を開催した。
この公演は、もともと今年2月18日に実施を予定していたが、当日メンバーの新井ひとみさんが急性気管支炎のため3人でのエキシビション公演として実施することに。その"リベンジ"として4人で公演することはメンバー全員の悲願だったが、今回改めて東京女子流4人揃っての全曲ライブを23日と12月1日の2日間で開催することになった。
スクリーンにデビュー当時のメンバーが映し出され、場内の期待感が最高潮になる中、ライブは東京女子流の楽曲に振られているTGSナンバー"TGS00"の『Killing Me Softly』からスタートした。
最初のMCでは、前回の全曲ライブで欠席した新井さんが「ただいま!」と第一声。「みんなで今日しかない思い出作っていきましょう!」と呼びかけると、「おかえり!」の声とともに大歓声で迎えた。
庄司芽生さんが「今日は4人全員が揃ったということで、完全体の女子流で完全体のものをみんなと一緒に作っていきたいと思います!」と宣言すると、1stフルアルバム『鼓動の秘密』の楽曲から曲を続々披露。『鼓動の秘密』『ヒマワリと星屑』『Attack Hyper Beat POP』『おんなじキモチ』といった、現在もライブの盛り上がり曲となっている人気ナンバーを次々と繰り出し、場内をわかせた。またデビューシングル『キラリ☆』では感慨深い表情で聴くファンも少なくなかった。
その後、2nd『Limited addiction』、3rd『約束』の楽曲を披露。合間のMCではメンバーにとってターニングポイントになった時期のエピソードも紹介した。
3rdツアーの期間中のこと、中江友梨さんによると「なかなか納得のいくライブができなかったたり、悔しい思いをする時期が続いて…」ということがあったそうだったが、「本当だったらメンバー間でちゃんと言いたいことを言って話し合ったらいいじゃないですか。でもその頃は自分の中で留めていました」というと、庄司芽生さんは「メンバー間でうまくコミュニケーションがとれなくて、楽屋がどよーんとした空気になっていました。でもスタッフさんからのアドバイスもあり、話し合うようになって、そこからはなんでも言い合えるようになりました」と当時を振り返った。中江さんも「今だったら、あ・うんの呼吸で何を考えているのかわかるほど、絆が深まりました」と笑顔に。
ステージ終盤では3rdアルバムから『約束』を披露。これは当時のスタッフがメンバーに向けて作ってくれた思い出の曲とのこと。この曲できれいな終わり方になるはずのところが、そこは可憐さと"毒"を併せ持つ女子流らしく、先生を想う女子生徒を描いた問題作『PartItion Love』をラストに投入、"全曲ライブ"前半戦の幕を閉じた。
最後に庄司さんが「本当に今日はこのステージに4人で帰ってくることができて、そして、こうやってたくさんの方と女子流の歴史を振り返ることができて、本当によかったなと思います。今まで過ごしてきた8年間を、まだ半分なんですけど、大切な私たちの歴史なので、みんなと共有することができて嬉しいです」とファンに語りかけると、会場は大きな拍手につつまれた。
「STARTING OVER! “DISCOGRAPHY” CASE OF TGS」の後半は12月1日、同会場で行われる。
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