映画『青の帰り道』の初日舞台挨拶が7日、新宿バルト9で行われ、キャストの真野恵里菜、森永悠希、戸塚純貴、秋月三佳、冨田佳輔と、藤井道人監督が登壇した。
本作は、2008年から始まる実際の時代背景を軸にリアリティあふれる人間模様を描き、誰もが経験する、悩み、葛藤、挫折といった青春のページを綴った物語となっている。2016年の撮影から一度は撮影中止となるアクシデントに見舞われ、大幅な再撮影を経てようやく公開にこぎ着けた。
歌手を夢見る主人公・カナを演じた真野さんは完成披露の際も感極まって涙を見せていたが、この日も目に涙を浮かべながら、「作品を作る大変さも痛感したし、主演だったから絶対作りたいという想いもあったけれど、みんなが協力してついて来てくれたのがすごく嬉しかった。役者のみんなが集まったときに出せる力を発揮できたと思うので、私はやりきった感があります」と語った。
また、撮影のエピソードで、秋月さんと夫婦役を演じた戸塚さんが子どもと絡むシーンについて、「子どもは加減を知らないから、暴れるとけっこう痛かった」と明かすと、真野さんが「加減を知らないのは、横浜流星も同じ!」と声を上げて場を沸かせた。「言い合いをするシーンで、私の手をすごい勢いで振り払うから、小道具が吹っ飛んで、いい音が出たんですよね」と振り返ると、監督も「そのまま効果音も付けずに使いました。リアルな音ですね」と苦笑い。真野さんは「それから私の腕を引っ張っていくんですけど、腕が真っ赤になりました。でも、滅多にないほどの男女のケンカが、むき出しになって伝わってました」と横浜さんの熱演ぶりを紹介し、「横浜流星怖いな、と思った」とため息混じりにつぶやいていた。
映画「青の帰り道」は新宿バルト9ほか絶察m上映中!
(C)映画「青の帰り道」製作委員会
公式サイト https://aono-kaerimichi.com/
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