ハロー!プロジェクトの9人組アイドルグループ「つばきファクトリー」が22日、メジャーデビュー曲『初恋サンライズ/Just Try!/うるわしのカメリア』をリリースし、発売記念イベントをディファ有明で開催した。
つばきファクトリーは、ハロプロ研修生内のユニットとして、こぶしファクトリーに続く形で2015年に結成された。先行するこぶしファクトリーが結成後まもなくメジャデビューを果たしたのに対し、つばきファクトリーは約2年をかけてようやく念願のメジャーデビューにたどり着いた。
一生に一度の記念日を迎えたメンバーたちは、会場に駆けつけた約1100名のファンを目の前にして、最初のMCの時からすでに目をうるませていたが、先輩グループの℃-uteがサプライズで登場でさらに感激した様子だった。ちょうど10年前にデビューした℃-uteのメンバーたちは、つばきファクトリーの最年少メンバーの秋山眞緒さんが当時4歳だったと聞いて仰天。℃-uteの岡井千聖さんは「昔、中澤裕子さんに言われていたことを、今、私たちがつばきファクトリーに言っているなんて」と感慨深げだった。
℃-uteのリーダー・矢島舞美さんから花束を受け取ったリーダーの山岸理子さんは、「ハロー!プロジェクトはもちろん、アイドル界の主役になりたいです!」と先輩たちを前に決意を新たにした。両グループのコラボで、℃-uteの楽曲『都会の一人暮らし』を、総勢14人で熱唱すると、会場は最高潮の盛り上がりをみせた。つばきファクトリーのメンバーは、6月12日にさいたまスーパーアリーナで解散コンサートを行う℃-uteを前に「私たちもさいたまスーパーアリーナでライブがしたい」と目標を掲げた。
イベント後半で一人ずつがメジャーデビューを迎えた感想を語る場面では、メンバーたちが次々と号泣した。最後にリーダーの山岸さんがメンバーへ向けた手紙を朗読する場面では涙をこらえながら他のメンバーが聞き入る中、一人づつの良いところを読み上げていく件で、小野瑞歩さんを読み飛ばしてしまい「私は?」と突っ込まれるハプニングに、涙と笑いの入り混じる微笑ましい場面もあった。
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