10月18日、映画「THE NEXT GENERATION パトレイバー/第5章」が公開初日を迎え、キャストの真野恵里菜、太田莉菜のほか押井守監督、辻本貴則監督による舞台挨拶が新宿ピカデリーで行なわれた。 いよいよ後半に突入するシリーズの第5章は、太田莉菜さんが演じるカーシャが、かつて師と仰いだ暗殺者との狙撃戦を描いたエピソード8「遠距離狙撃2000」と、特車二課の地下を探検する隊員たちに訪れるパニックを描くエピソード9「クロコダイル・ダンジョン」の2話。 主人公・泉野明役の真野恵里菜さんはボディコン風のバニー姿で登場し、「ちょっとこの格好は恥ずかしいんですけど(笑)。毎回、舞台挨拶に参加させていただいているということで、何か変化をつけなきゃなと思ってハロウィン仕様でやってまいりました。しっぽも付いています!」と挨拶した。太田莉菜さんも、「私もたまたまなんですけど、かわいい真野ちゃんのうさぎと対照的なAngry Bunnyという怒ったうさぎです。」と服装をアピールした。 エピソード8についての真野恵里菜さんは、「とにかくカーシャがかっこよくて、最後の方のシーンの表情がかわいらしくてときめきました。かと思えば、私たち隊員5人はゴルゴ13のメイクをして、メイクさんに"これ、事務所は大丈夫?"って心配されたんですけど、普段できないことだったんで、ノリノリでオフショットを撮ったりして楽しんでました。だんだんメイクが進化して線を描いたりして楽しかったです。」と笑った。 この話のメインとなるカーシャ役の太田莉菜さんは「押井さんから"カーシャはファザコンだ"という話があって、カーシャを演じてくうえですごく重要な軸になった。それを知ったうえで作品を見ると彼女のトラウマなどを想像しながら見ることができると思う。」と自身の役について話し、「ゴルゴメイクは私はできなくて悲しかったんですが、作品を観て"ホントにうざいな、こいつら"って感じました。ただ、最後にまた出てきて"何なの?"って思うんですけど、なんだか愛しいなという気持ちも出てきました。シリーズの8話目で時間が経過して、カーシャの心情が変わり始めて表に出てきたところが描けていると思う。」とコメントした。 エピソード8を担当した辻本貴則監督は、「今回は脚本を忠実にやろうとして、今までにない味が出せたと思う。ただ、タバコにまつわるエピソードは僕が言い出したんですよ。」と明かした。また今回のゲストで警視庁で対テロリストの部署を統括する役の高島礼子さんの出演を熱望したという押井守監督は、「ファンだったので。」とシンプルに理由を述べ、「僕の演出じゃないんですが、わざわざ会いに行って挨拶しました。かっこいいですよね。ああいう方が出ると締まります。自分の役どころを理解して楽しんで演っていただいた。のちのちまた出るんですけど、いいキャラクターになってくれそう。」と話した。 エピソード9について真野恵里菜さんは、「地下道を歩いているシーンの台詞はアドリブなんです。シリーズの最後に撮影した話で、クランクインから1、2ヶ月じゃ、出ないでしょうね。みんなの信頼関係も深まっていて楽しかったです。実は胃腸炎で辛かったのですが、ホントに楽しかったのであとちょっと頑張らなきゃと思ってやりました。地下のマンホールで一日中撮影して、シリーズを通して一番過酷でしたが、大変だった分、臨場感が出ていると思います。」と振り返った。 太田莉菜さんは「アドリブの場面で笑っちゃって、後ろを向いて我慢しているシーンが使われていました。」といい、「共演のしおつかこうへいさんのアドリブが面白くて、全スタッフもモニターに集まって楽しみにするほどでした。」と話した。 「THE NEXT GENERATION パトレイバー/第5章」は、新宿ピカデリー他で2週間限定イベント上映中。また、10月24日には東京国際映画祭の公式イベントとして実物大イングラムのデッキアップが行なわれ、押井守監督ほか、シリーズ出演キャストや、今回初解禁となる長編劇場版に出演のキャストが登場する。 詳しくは、公式サイトにて http://patlabor-nextgeneration.com/ ■関連ニュース 真野恵里菜 写真集「ZERO」は推し変した人にも見て欲しい! (2014年08月31日) 真野恵里菜 ニワトリを追う姿がオバサンっぽいと言われ"公開されちゃうのが恥ずかしい" (2014年08月31日) 能年玲奈 主演映画「ホットロード」が初日! "青春に共鳴して何か響いていただけたら!" (2014年08月16日) 真野恵里菜と太田莉菜が超舌女子トーク! 監督が "いやらしい目でずっと見てた"と暴露 (2014年07月12日) ■関連リンク THE NEXT GENERATION パトレイバー 続きはこちら(元サイトへ)
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