10月22日、映画「舞妓はレディ」で一躍話題となった女優の上白石萌音さんが舞台「みえない雲」で主演を努めることがわかった。 「みえない雲」はチェコ出身のグードルン・パウゼヴァングの青少年向け同名小説が原作。ドイツの田舎町シュリッツを舞台に、ある日突然起きた原発事故に巻き込まれ、家族や住む場所を失い、混乱の中を力強く生きる主人公 ヤンナ・ベルタを演じる。 演出の瀬戸山美咲さんは上白石萌音さんを主演に抜擢した理由について「不安、哀しみ、怒り、それでも生きていく強さ・・・。そういった変わりゆく感情を表現できる女優さんを探していた時、彼女にであいました。とても可憐で、守ってあげたくなるようなはかなげな雰囲気もある彼女ですが、一方で彼女のまっすぐな瞳は、全てを丸裸にする力があると思います。私たち大人は、彼女の前で嘘をつけない。少女と大人の狭間にいる、今の彼女にしかできない役です。彼女には、劇場という空間に集まったお客さんを一緒に旅に連れて行ってほしいです。そのためには、その瞬間瞬間を一生懸命感じて、受け止めて、生き抜いてくれたらと思います。彼女の新しい魅力を皆さんにお見せしていきたいです。」とコメント。 主人公 ヤンナ・ベルタを演じる上白石萌音さんは出演が決まり、「本当に嬉しかったです。またお芝居ができるというワクワクでいっぱいでした。原作をすぐに読みましたが、とても衝撃的でした。多くのものを背負った少女を演じきれるのかどうか不安にもなりました。でも"舞妓はレディ"の撮影現場で周防監督に教えていただいた、『役と向き合う』ということを大切にして頑張りたいです。そして、共演した富司純子さんにかけていただいた『毎回それぞれの監督の色に染まりなさい』という言葉の通り、今回は演出家の瀬戸山さんの色に染まって、ヤンナ・ベルタの人生を生き抜きたいと思います。」と語ると、「この作品にはたくさんのテーマが詰まっていると思います。命の尊さ、生きるということの意味、家族の大切さ。これからお稽古をしていく中で、また新しいテーマにもであうことになると思います。それがお客様に伝わるように、大切にお芝居をしたいです。私は、舞台を観ていて感じる、劇場の一体感が大好きなので、その一体感を味わっていただけるようなお芝居ができるように頑張ります。そして何より、ヤンナ・ベルタという少女の人生を生きることができる幸せ、素敵なスタッフの皆さん、そして俳優の先輩方とご一緒できる幸せを噛みしめながら、これから始まるお稽古や舞台の本番を楽しみたいと思います。」と意気込みを語りました。 上白石萌音 主演舞台「みえない雲」は12月10日(水)から、シアタートラムにて上演! ■舞台「みえない雲」 公演日程:2014年12月10日(水)~12月16日(火) ※全11公演 12/10(水) 19:00 12/11(木) 14:00 / 19:00 12/12(金) 19:00 12/13(土) 14:00 / 18:00 12/14(日) 14:00 / 18:00 12/15(月) 19:00 12/16(火) 14:00 / 18:00 ※受付開始は開演の1時間前、開場は30分前です。 会場:シアタートラム 東京都世田谷区太子堂4-1-1 キャロットタワー チケット:4,200円(全席指定・税込) 前売りチケットは10月25日(土)より販売開始 チケット取り扱い窓口:ミナモザ、チケットぴあ、イープラス、ローソンチケット、世田谷パブリックシアターチケットセンター。 キャスト:上白石萌音、陽月華、塩顕治、中田顕史郎、大原研二、浅倉洋介、橘花梨、石田迪子。つついきえ、佐藤真子、間瀬英正、大森美紀子 公演の詳細は特設サイトをチェックしてください 舞台「みえない雲」特設サイト http://minamoza.com/diewolke.html ■関連リンク 舞台「みえない雲」特設サイト 続きはこちら(元サイトへ)
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