2015年11月3日火曜日

アイドリング!!! ファン様に見守られ9年と1日・全1303回の放送にピリオド

10月31日、CSフジテレビONE「アイドリング!!! 今日が10年目の明日ング!!!~良きところで全員卒業!!!生放送SP」の生放送がお台場・フジテレビ25階球体展望室はちたまにて行われた。 2006年10月30日から放送がスタートした「アイドリング!!!」。フジテレビ制作アイドルという看板の通り、パフォーマンスと笑いを両立した活動スタイルで他グループと共に現在のアイドルブームを、黎明期から担い続けた一組といえるだろう。そんな同番組も10年目を迎えた今年10月で、全1303回の歴史にピリオド。メンバーも全員卒業となり、この日が最後の活動となった。 会場は番組スタート時に放送を行っていたフジテレビ・球体展望室。思い出の場所に1代目~4代目までのセットが並んだ姿を見て、1期生の二人は「こうして久しぶりに球体に帰ってきて、やっぱり思い出が詰まった場所なので、来ただけでちょっと今うるうると来そうなんですけど、それを今抑えているという状態です」(外岡えりか)、「昨日の夜からそわそわして全然寝られなかったんですけど、自分の思いのたけを番組でぜひ言えたらなと思います。あとはセットも1期生時代のものを置いてもらって、うれしいです」(横山ルリカ)と、放送前の記者会見から喜びの表情を浮かべた。 また、後輩メンバーも最後の収録に関して、「2期生として7~8年やってきて、やりきった感はあるんで、最後泣くか笑うかはわかんないんですけど、やりきったぞっていうガッツポーズで、かっこよく終わりたいと思っています」(河村唯)、「アイドリング!!!のたくさん歴史が詰まった球体の、ここに立っていることが本当に幸せですし、光栄だなっていう思いでいっぱいです。今日は自分の人生の区切りの日なので、悔いなく終われるように頑張りたいと思います」(関谷真由)と気合十分。こうして、メモリアルデーの幕が開いた。 番組は「楽屋の時計はまだ17時45分だった」(外岡えりか)というアイドリング!!!メンバーが2階の楽屋から25階の球体展望室までダッシュしてスタート。番組スタッフである森さんが、卒業に因んでコサージュをつけたいメンバーを選ぶ企画では、番組内でたびたび好敵手として振る舞ってきた河村唯さんがまさかの2位という一幕が見られ、これまでの経緯を知るファンからは大きな笑いが飛んだ。 また、番組卒業後の活動についての番組側からのリクエスト「約束してもらいたいことがあるング」では、メンバー全員に「暴露本を出さない」「脱ぐときは番組MCのバカリズム・升野さんに一言言う」など最後までアイドリング!!!らしい要望が飛び、『ファン様』200人が集まった球体展望室は終始笑いに包まれた。また、各期ごとに向けられたリクエストでは、『他のアイドルのオーディションを受けないように』と頼まれた佐藤麗奈さんが「入るならば乃木坂46」と爆弾発言。『アイドリング!!!を黒歴史にしないこと』を要望された横山ルリカさんは、「めちゃイケに呼ばれてフジテレビに対する恨みを話したが、私の9年間何をやっていたんだろう」と、早くも自身の活動をネタにしたことについて後悔の様子をみせていた。 そして、最後は各メンバーがひとりひとり、卒業にあたっての心境をスピーチした。 「アイドリング!!!の長い歴史の最後にいられたことが幸せだと思う」(佐藤ミケーラ倭子) 「neo期のメンバーがこの5人で、よかったと思う」(佐藤麗奈) 「升野さん、生まれてきてくれてありがとうございました」(橋本瑠果) 「気づけば、私自身がアイドリング!!!というグループが大好きになっていた」(関谷真由) 「アイドリング!!!に入って、芸能界で必要なメンタルを鍛えられた」(古橋舞悠) 「アイドルになるつもりがなかったのに、こんなに楽しかったのはアイドリング!!!だったから」(玉川来夢) 「アイドリングに入れてよかったと心の底から思います」(石田佳蓮) 「今後もアイドリング!!!で学んだことを生かしていきたい」(高橋胡桃) 「ずっと歌が嫌いで歌いたくないといってきましたが、1年半から歌うことが好きでした」(尾島知佳) 「(尾島)知佳ちゃんといっしょに卒業できてよかった」(倉田瑠夏) 「学生の思い出はなかったけれど、アイドリングで学べたことは大きかった」(橋本楓) 「みんなで卒業できることがうれしい、最後までアイドリング!!!でいさせてくれてありがとう」(大川藍) 「この気持ちを忘れないように、これからのお仕事を頑張ります」(橘ゆりか) 「アイドリング!!!が大好きだったから、他の現場やスタッフさんに悪く思われないように注意をしてきた」(三宅ひとみ) 「ラブベリーモデルとして絶頂期の中学2年、ラブベリーと同じくらい好きな現場ができました」(朝日奈央) 「こんな私に居場所をくれて、ありがとう」(酒井瞳) 「私はもう限界です、うまく笑えません。だから、この辺で卒業できてよかった」(河村唯) 「24歳の横山ルリカは、全てアイドリング!!!でできています」(横山ルリカ) 「最初から最後まで、アイドリング!!!に入れてよかった。言葉にするのは難しいけど、アイドリング!!!っぽさならだれにも負けていない」(外岡えりか) 19人の思いがこもった言葉たち。常に涙が流れながらも、全員が口を揃えて『アイドリング!!!でよかった』と答えた。メンバー、ファン、視聴者、スタッフ、MCを務めたバカリズム・森本さやかアナ。それぞれが共に手を取り合って、9年と1日、全1303回の放送を成し遂げたことをかみしめた会場は、終始卒業式とは思えない暖かい空気に包まれていた。 収録を終えたメンバーたちを待っていたのは、建物の外まではみ出たパブリックビューイングを見守るファンたちだった。最後まで、一番愛する人々との時間を大切にして、新たなステージに旅立ったアイドリング!!!の19人。彼女たちの足跡は、アイドリング!!!を愛する全ての人々の心の中で、これからも生き続ける。 ■関連ニュース アイドリング!!!ラストライブ武道館グ!!! "色んな想いを重ねながら聴いてください" (2015年10月07日)
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