12月2日、映画「チョコレートドーナツ」Blu-ray&DVD発売記念イベントが行われ、映画コメンテーターのLiLiCoさんが宣伝隊長に就任。 ショーダンサーのような煌びやかな衣装を着て、主題歌「I Shall Be Released」をギター生演奏で大熱唱。本作の感動を言葉と歌で伝え、大盛況のイベントとなった。 Q1:今回、『チョコレートドーナツ』がBD&DVD発売になったことを受けて―― 間違いなく、今年の外国映画でナンバーワンです! なかなか出合わない傑作で、最初に観た時は腰が抜けて立ち上がれなかったほど。魂が震えました。わたしたちはマスコミ試写会で早い段階で作品を観ますが、いまだに感動が体の中に残っている。皮膚の下に潜り込んでいる。「王様のブランチ」では我慢できなくなって泣いてしまったけれど、スタジオの皆も作品を観ていてくれて、一緒に話せてうれしかったですね。皮肉なもので予算的にテレビスポットを打てないけれど、傑作だったのでWEBなどのメディアのおかげで広まったと思っています。いい映画を紹介して上映館が100館を超えた時もそうでしたが、今回自分が宣伝隊長になって、生きている"音"がしました。映画コメンテーターをやっていて、やっと役に立てた気がして――。公開当時、マイノリティーはなかなか紹介してくれないと、宣伝さんが泣いていた姿を見て悔しくて。それこそが偏見だと思っていたので、上映館が100館を超えた時は社会に立ち向かえたような気がして、映画とリンクしていると思いました。こういう作品を広めたい。それがわたしの仕事なんです。ラインナップの問題で一週間早く「王様のブランチ」で紹介したけれど、人って忘れちゃう。だから、「来週の公開なので、忘れないでください」とテレビで初めて言いました。その放送後、控室に戻ったら、急上昇ワードランキングに上がっていたことがうれしかったですね。 Q2:改めまして、この『チョコレートドーナツ』の見所は、いかがでしょうか? マイノリティーとマイノリティーが合体した時に、最高のものが生まれる。これが、この映画のいいところですね。実は、もっと日本人に観てほしい。オリンピックでおもてなしが注目されたけれど、大事なことは"おもいやり"じゃないでしょうか。わたしは26年間、日本人を研究していますが(笑)、確かに世界一細やかで丁寧ですばらしいです。電車もテレビもレストランのサービスもいいけれど、ただ、おもいやりを大事にしたほうがいいと思うことがあります。他人のためにドアを開けるとか、隣人の目を見て心配するとか、思いやりの心に磨きをかけてほしい。人のことを気にすることが大事です。隣の人元気かな? と思うかどうか。心の問題ですね。 Q3:ホームレス生活やハーフに対する扱いなど、経験とリンクしたそうですね? でも、苦労人ではないです。車の中の5年間の生活は、楽しかった。むしろ、テレビに出るようになってからが大変で、26年前の日本はハーフの芸能人をまったく受け入れてくれなくて、ドラマも映画もまるで役柄がない。仕事がない。当時は、モデルはハンガーで、洋服以上に目立ってしまうとNGでした。いまはいろいろなハーフがいますが、冷静に考えると当時の日本は個性が邪魔する国でした。だから、最初は居場所がなかったですね(笑)。個人的な経験で言うと、この映画のマルコみたいな子がスウェーデン時代のマンションに住んでいて、ヨナス君といいますが、その子の面倒をよく看ていました。わたしも小さかったけれど、いつも家に連れてきては、一緒に遊んでいましたね。だから、なおのこと『チョコレートドーナツ』はリンクして、応援したくなったと思う。『チョコレートドーナツ』みたいに、考えさせてくれる映画は一番好きですね。人生や生き方について考えさせてくれる。この映画の感想について、ネガティヴな言葉は一回も聞いてない。これは初めてのことかもしれない。映画は好みなので、皆が面白いと言う映画はないけれど、本当に何回観ても、いろいろな部分で考えさせられる映画。自分が優しくなれる。それを日々の生活で忘れてしまうけれど、最終的には人間対人間なんですよね。 Q4:最後になりますが、この映画を待っている人へメッセージをお願いします! 12月は忘年会の時期ですが、来年こそ何か変えたい人がいると思います。この作品で心を洗ってみてください! 情報提供:(C)ポニーキャニオン ■関連リンク 映画美食キャンペーン 続きはこちら(元サイトへ)
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